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日本化学会第97春季年会において助教羽毛田先生が優秀講演賞(学術)を受賞!!

このたび、立命館大学生命科学部の助教・羽毛田洋平 博士(前田大光研究室所属)が日本化学会第97春季年会において優秀講演賞(学術)を受賞しました。この賞は春季年会における一般研究発表(口頭B講演・英語発表)で、201741日時点で満36歳に達しておらず審査を希望する講演を対象に選考を行い、発表内容、プレゼンテーション、質疑応答などにおいて優れた講演で、講演者の今後の一層の研究活動発展の可能性を有すると期待される研究として評価されるものです。

有機半導体の構成ユニットであるπ電子系の集合体形態を制御することは、材料開発においてきわめて重要な課題です。我々の研究室では電荷を有するπ電子系を設計・合成し、相反する電荷種間や同じ電荷種間の引力や斥力を利用することで、分子集合体からなる新規機能性マテリアルの創出に挑戦しています。本研究では、π電子系イオンを基盤としたアニオン(負電荷を有するイオン)とカチオン(正電荷を有するイオン)からなるイオンペアを新たに設計・合成し、適切な条件において次元制御性集合体からなる結晶やソフトマテリアル(超分子ゲル、液晶など)の創製を行い、それらの集合体形態と機能性の解明を実現しました。本研究成果から得られた知見をもとに、π電子系イオンの形状や電子状態をさらにチューニングすることで、有機エレクトロニクスに提供可能な機能性有機材料の創出に挑戦していきます。


写真左:前田大光 教授、右:羽毛田洋平 助教


日本化学会第97春季年会 https://www.csj.jp/nenkai/97haru/index.html
2017
316日(木)~19日(日) 慶應義塾大学 日吉キャンパスにて開催

講演者:立命館大学生命科学部 羽毛田洋平
講演番号:1B6-32
演題:Dimension-Controlled Assemblies Based on Genuine π-Electronic Ions