ニュース

「第7回CSJ化学フェスタ2017」で大窪さん、大橋さんの2名が「優秀ポスター発表賞」を受賞!!

20171017日(火)~19日(木)にタワーホール船堀(東京)にて開催された「第7CSJ化学フェスタ2017」(主催:日本化学会)で生命科学研究科応用化学コース、前期課程2回生の大窪貴之さん(超分子創製化学研究室、指導教員:前田大光教授)と前期課程1回生の大橋興多さん(生物有機化学研究室、指導教員:民秋均教授)の2名が「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

この「CSJ化学フェスタ」では1)最先端の化学と化学技術に関する産学官の交流深耕による化学、化学技術及び産業の発展への寄与とイノベーション強化、2)化学の成果と未来に向けた化学の貢献努力の社会への発信という二つの趣旨のもと、資源開発からエネルギー、創薬の化学、新学術領域が目指す未来の化学まで社会の課題となっている研究開発・技術の話題を取り上げたテーマ企画、企業や研究機関の研究開発戦略と現状を紹介する産学官R&D紹介企画、他機関との連携によるコラボレーション企画など多彩な内容で行われています。

今回8分野、合計1,073件のポスター発表に対し、1)研究に対して発表者が十分に寄与していること、2)質疑応答に優れていること、3)独自性が認められ、今後の発展が期待できること、の3つの観点から審査がされました。その結果、198件の「優秀ポスター発表賞」が選出されました。

 

大窪貴之さん

発表タイトル:「自己会合可能な双性イオン型π 電子系ピロール誘導体」

新たなπ電子系の合成を基盤とし、非共有結合相互作用を利用した超分子集合体の形成、さらに電子・光機能マテリアルの創製をめざして研究を行っています。今回、カチオン部位とアニオン部位を併せもつ双性イオン型π電子系を種々合成し、溶液中で自己会合体を形成する過程がエンタルピーだけでなくエントロピーでも促進されることを明らかにしました。

 

 今回、優秀ポスター発表賞を昨年に引き続きいただくことができ、大変嬉しく思っています。研究を進めるにあたり、ご指導をしていただいた前田大光教授と羽毛田洋平助教、ならびにあらゆる面でサポートしていただいた研究室のメンバーに深く感謝しています。今回の表彰を糧に今後もよりいっそう研究に励みたいと思います。

 

大橋 興多さん

発表タイトル:「カルコン構造を有するクロロフィル誘導体の合成とその光物性」

私は、光合成色素であるクロロフィル類を、有機化学的手法を用いて修飾することにより、その化学構造と光物性の相関性を網羅的に探索することを目指して研究を行っています。今回、ホルミル基を有するクロロフィルへのアルドール縮合反応の基質適用範囲および、カルコン構造上の置換基の電子的性質により、最長波長吸収帯が大きくシフトすることを明らかにしました。

 

今回第7CSJ化学フェスタ2017年において、これまで行ってきた自らの研究成果を優秀ポスター賞という形で評価していただき、大変光栄に思っています。受賞に際し、ご指導して頂いた民秋均教授ならびに木下雄介助教、そしてともに研究に取り組んだ研究室のメンバーに心より感謝申し上げます。この喜びを糧に、より一層研究に励みたいと思います。

  (左:大橋さん  右:大窪さん)

受賞おめでとうございます!!