長友 朋子教授

考古学・文化遺産専修

長友 朋子 教授 研究者学術情報データベース
  • 専門領域

    原始古代の考古学と民族考古学を専門領域とし、社会基盤となる器物生産を通じて弥生・古墳時代の社会複雑化の様相を解明したいと考えています。これまで、野焼き土器である弥生土器の生産を中心に研究を進めてきましたが、現在、窯導入期の土器生産に焦点をあて、研究を進めています。韓半島との比較研究や、民族学的調査を通じた検討、共同研究による考古学的研究と理化学的分析成果との総合化など、多角的な視点から研究を進めています。

  • 著書・論文

    『弥生土器』(2015年、ニューサイエンス社、共著)
    『弥生時代 土器生産の展開』(2013年、六一書房、単著)
    『土器の民族考古学』(2007年、同成社、共著)等

  • 最近の研究テーマ

    自然科学者との共同研究で、初期須恵器の生産地と渡来人の動向について分析を進めています。また、日本列島の窯導入期の理解のために、一部韓国の研究者と協力しつつ、三国時代の土器製作技法と調理方法の変化についても研究をしています。さらに、城陽市教育委員会の久津川車塚古墳の発掘調査に協力し、南山城地域の古墳社会についても関心を深めています。

  • 指導した大学院生の修士・博士論文

  • 所属学会/受賞歴等

    所属学会:日本考古学協会、考古学研究会
    授賞:第5回日本考古学協会奨励賞 

  • 専門領域での推薦学術書

    和田晴吾『古墳時代の墓制と他界観』(吉川弘文館、2014年)
    吉井秀夫『古代朝鮮 墳墓にみる国家形成』(京都大学学術出版会、2010年)
    都出比呂志『日本農耕社会の成立過程』(岩波講座、1989年)

  • 大学院志望者へ一言

    大学院では、自分の研究したいテーマをさらに深く追究するとともに、関連する他分野の研究にも関心をもち視野を広げてください。大学院での研究が、その後の自己の研究の礎となります。時間を惜しまず、発掘調査に関わり、資料を実見し、資料を組み立てて考えを深めてください。発掘調査や韓国での調査、民族調査など、充実した研究ができるようできる限り多様な機会を作りたいと思います。