吉田 恭子教授

英米文学専修

吉田 恭子 教授 研究者学術情報データベース
  • 専門領域

    戦後のアメリカ小説を中心に研究していますが、作家の国籍や出身地で文学を細分化することが難しくなってきた近年、国境を超え広く現代の英語小説に目を向けるよう努めています。多種多様な現代小説の中でも、モダニズム的文学実験への反発・継承が反映している小説を扱っています。

  • 著書・論文

    「ワークショップ Inc.—デイヴィド・フォスター・ウォレス『帝国は進路を西へ』に見る創作科のジレンマ」 『ALBION』復刊58: 34-54 (2012)
    『現代作家ガイド6 カート・ヴォネガット』(共著、彩流社)
    J. M. Coetzee in Context and Theory  (共著、Continuum)
    『ベースボールを読む』(慶應義塾大学出版)

  • 最近の研究テーマ

    アメリカでは、作家の視点から文学作品を研究し、実際に作品を執筆する、クリエイティヴ・ライティング大学院が一九三〇年頃から発展してきました。戦後の文学生産を語る上で無視できない創作科ですが、その教育手法がアメリカ文学に与えた影響については、実はまだ検証が始まったばかりです。具体的な小説作品に創作教育の反映を読み取っていくのが目下の課題です。同時に「国民文学」や「世界文学」といった枠組みの構築と解体に創作科が果たしている役割も考察しています。また並行して文芸翻訳研究、ベースボール研究を行っています。

  • 指導した大学院生の修士・博士論文

  • 所属学会/受賞歴等

    日本英文学会、日本アメリカ文学会、日本アメリカ学会、Association of Writers and Writing Programs (AWP)、MLA、Asia-Pacific Writers and Translators、American Literary Translators' Association (ALTA)  など
    University of Rochester, The Best Translated Book Award in Poetry of 2011

  • 専門領域での推薦学術書

    Wayne C. Booth, The Rhetoric of Fiction (U of Chicago P, 1961, 1983)
    David Lodge, The Art of Fiction (Secker & Warburg, 1992)

  • 大学院志望者へ一言

    とにかく小説を読む、これに尽きます。