教育人間学専修

教育・人間・心について学び、
人間の生き方を今一度捉え直す。

本学文学部教育人間学専攻は、こころの問題を媒介として、「教育とは何か」「人間とは何か」という2つの基本的な問いを相互に循環させつつ、教育と人間とのかかわりを多角的・重層的に考究することを課題にしています。

教育人間学専修では、このような「こころ」と「教育」と「人間」を3つの柱とした考究を、理論的にも実践的にもさらに深く多様に展開し、「現代の教育をめぐる諸問題の人間学的総合研究」、より端的には、「新しい教育的人間観の創出を目指す研究」を推進しています。

こころをめぐっての人間と教育にかかわる問題や病理は、今日しばしばセンセーショナルに、ないしは過度に人々の不安をあおるような論調で語られがちです。しかし、教育人間学専修の教学にとって最も重要なのは、流行の「教育問題」の表層的な激しさや華々しさに惑わされて、「教育効果」を短期間で測れるとうたう乱暴な知見や安逸な技術を求めることではなく、「教育と人間」への問いを、腰を据えて徹底的に問い抜く研究力量の形成です。

人が生まれ、育ち、老い、死んでいくこと。それ自体への心底からの驚きから出発する教育人間学研究をともに始めましょう。

教員紹介

氏名 研究概要
春日井 敏之 思春期の人格発達と支援的人間関係
鵜野 祐介 伝承児童文学におけるいのちとたましいの伝え方
鳶野 克己 現代文化における人間関係と人間形成
福原 浩之 心理的健康と新しい心身相関的治療法の開発
山本 昌輝 人格構造と心理療法経験の対象関係論的解明
加納 友子 心身相関的介入、ボディ・ワーク