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研究内容・教員紹介

生物系薬学

生体情報制御学研究室

細胞内情報伝達系の分子ネットワークを解明して医薬品開発に寄与したい

ヒトをはじめとした「多細胞生物」は細胞間の情報交換によって様々な生理機能を制御・調節しています。ホルモンや神経伝達物質などが伝える情報や刺激は細胞表面の受容体を介して様々な応答(増殖や分化、細胞機能の調節など) を引き起こしますが、そこには多くのタンパク質が関与することが知られています。細胞内情報伝達系といわれるタンパク質のネットワークは生物個体の恒常性の維持に重要な役割を果たしているばかりでなく、その破綻や異常が多くの疾患の原因となっていることがわかってきました。本研究室では、遣伝子工学的な手法を用いて肥満や糖尿病などの疾患の発症に関わる情報伝達分子のネットワークを分子レベルで明らかにして、それら疾息の新しい治療薬の開発に寄与することを目指しています。

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