医療系薬学
医療薬学2研究室
薬物療法の個別化を目的とした基礎および臨床研究
臨床で使用されている薬物の有効性や安全性は、開発段階における臨床試験結果によって担保されています。臨床試験は主に健康なボランティアや併用薬の有無などの条件を満たした患者さんを対象に行われますが、臨床では多様な背景を持つ患者さんに対して薬物を使用するため、併用薬との薬物間相互作用や合併している疾患などを薬物動態や薬効の変動要因として考慮する必要があります。本研究室では、薬物の体内動態がその有効性や安全性と密接に関係するという考えに基づいて、薬物動態や薬効・副作用の変動要因を解明し、個々の患者に最適な薬物投与設計法の構築を目指した基礎研究と臨床研究を並行して展開しております。 https://www.ritsumei.ac.jp/pharmacy/cp2/（研究室ホームページ）