私立大学で有数の規模を誇る本研究科では、充実した研究環境と数多くの最先端の実験設備を取り揃えており、各研究室では、世界に通用する確固たる独自の研究成果を発信するため、多くの大学院生が日夜研究に取り組んでいます。ここでは、理工学研究科の大学院生の研究を皆さんにご紹介します。

  • 大学院生の研究 2人目 (YUU NONAKA)

    基礎理工学専攻物理科学コース

    理工学研究科 基礎理工学専攻 物理科学コース 2回生
    スピン物性分光研究室所属

立命館の大学院を選んだ理由は?

私は学部生時代の4年間を立命館大学で過ごし、その中で立命館大学の大学院に進学することを決意しました。最も大きな理由として、4回生になって始まった卒業研究があります。研究室に所属し、自分の研究テーマを持って、未解明の問題に対して取り組むことが非常に面白いと感じました。同時に、研究には高い専門性、幅広い知識、深く掘り下げる研究力が要求されました。研究を進める上で、自分自身の力不足を痛感しながらも、これらの力が養われていくことを実感しました。

私は入学当初から、将来ものづくりに携わる研究を行いたいと考えており、そのためにも大学院に進学して勉強を続けたいと思うようになりました。立命館を選んだのは、卒業研究のテーマを更に突き詰めたいと考えたからです。実際、教授陣や他の研究室メンバー、携わってきた装置や施設など、慣れた環境で安心して現在の研究を続けることが出来ております。

また、研究関連以外でも、立命館大学はインターンシップや就職活動の支援が充実していることが挙げられます。私自身、コーオプ演習という授業で半年ほどのインターンシップに参加いたしました。学生同士でチームを組み、企業に与えられたテーマに対し企画立案を行うこの体験では、リーダーシップを取ることや企業の方に納得して頂ける説得力等、社会に出るために必要な能力を養うことが出来ました。現在の研究や就職活動でも大きく役立ったと感じております。

研究をしていておもしろいと感じるときは?

この測定器はスピン物性分光研究室の大学院生自身で製作したものです。

未解明のことに対して研究を行なっているので、解明に近づいたり、新事実を発見したりしたときが面白いと感じます。

日常的には、一つ一つ小さな目標を達成していくことが楽しいです。当然のことですが、はじめは殆ど何もわからない状態で、教授や先輩の言うことを聞いて作業し、何もかも教えてもらいながら知識を身に付けていきました。

学部の卒業研究も終え、ある程度自分で考えられるようになると、どんな情報が必要で、何をしなければいけないのかが分かってくるようになりました。分からなかったことが分かるようになることが面白いのは勿論ですが、自分の考えで進めていけるようになるともっと面白いです。

また、今の研究室で物理科として強く感じたことは、実験結果こそが事実であり、それを十分に解析して主張することが大切だということです。私自身も経験したことですが、既存の理論では説明のつかない実験結果や予想されていない結果が得られることがあります。このとき、実験結果を疑うのではなく、むしろ実験結果を理論的に説明できないかと考えることで、既存の理論を改良、もしくは新しい発見を残すことが出来たりします。信じるにたるデータを取ることがまず重要ですが、それを元に説得力のある主張を組み立てていくことが大事で、こうやって新しい事実を見つけていけたらなと思っています。

今後の目標は?

当面の目標は、修士論文に向けてデータをとって解析をすることです。また、装置もさらに改良を加え、より正確なデータが得られるように工夫していきます。

私は来年には企業に就職するので、今ほど自由に研究できることは無いと思っています。ですので、残りの学生生活でしっかりと研究を行なっておきたいと思います。

また、働く上で英語能力などがあると便利で、社会人になるまでに身に付けておきたいと考えております。

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