活動報告
活動レポート

岡本行夫客員教授 連続講演会(第1回)

日時:5月20日(金)13:00〜14:30

5月20日(金)衣笠キャンパスにて、岡本行夫客員教授(外交評論家、岡本アソシエイツ代表)による国際社会で活躍する人材養成プログラム受講生を対象としたゼミナール及び、連続講演会が開催された。

講演会は東日本大震災の問題を中心に行われ、岡本客員教授は実際に訪れた被災地の状況を自身が撮影した写真を交えながら、現場へ足を運ぶことや自分の目で現場を確かめることの重要性、とりわけ復興のための産業のあり方について語った。参加者は熱心に聞き入り、講演終了後には活発な質疑応答が行われた。

続いて「国際社会で活躍する人材養成特別プログラム」受講生対象のゼミナールでは、受講生から災害や復興に関する疑問や中東情勢にかんする質問が寄せられた。岡本客員教授は学生たちの問いに対してご自身の見解を示唆し、受講生は今後の学習の取り組みへより一層の刺激を受けた。

岡本行夫客員教授 連続講演会(第2回)

日時:6月13日(月)13:00〜14:30

岡本行夫客員教授 連続講演会(第3回)

日時:7月1日(金)13:00〜14:30

2011年度 後期

*ゲストスピーカーの肩書は招聘当時のものです。

テーマ:「大震災後の日本が直面する5つの危機」

大震災後の日本が直面する5つの危機(第1回)

日時:10月25日(火)

10月25日(火)、衣笠キャンパスにて、「“大震災後の日本 ―直面する5つの危機―”」と題して、岡本行夫・客員教授(外交評論家、岡本アソシエイツ代表)による「国際社会で活躍する人材養成プログラム」の受講生を対象としたゼミナール及び連続講演会を開催した。

講演会で岡本客員教授は、少子高齢化やエネルギー政策といった国内問題だけでなく、沖縄の普天間基地問題を中心とした日米関係や先進国経済など現在の日本が直面している問題について、クリントン国務長官が寄稿した論文などを交えながら解説した。参加者からは、TPPや岡本客員教授が中心となって活動されている東北支援のプロジェクトについてなど多岐にわたる質問があがった。

ゼミナールでは、夏期休暇に行われた東北ボランティア、インドネシア研修の報告を開催。参加したゼミ生が、ボランティアや研修を通じて何を感じ、学んだかについてのプレゼンテーションを行った。質疑応答ではさまざまな質問があがり、参加した学生は現地や現物を見ることの大切さを学ぶとともに、今後の学習の取り組みに向け、より一層の刺激を受けた。

大震災後の日本が直面する5つの危機(第2回)

日時:11月18日(金)

びわこくさつキャンパス(BKC)にて、岡本行夫客員教授(外交評論家、岡本アソシエイツ代表)による「国際社会で活躍する人材養成プログラム」の受講生を対象としたゼミナール及び連続講演会が開催された。同キャンパスで岡本客員教授の講演会が行われたのは初めてのことである。

講演会は東日本大震災の問題を中心に行われ、「“大震災後の日本 ―直面する5つの危機―”(2)」と題して、岡本客員教授が被災地で行っている活動を元に、熱意や意欲を持って物事に取り組むことや、現場に足を運んで創意工夫を凝らすことの重要性を語った。参加者はこれらのメッセージを受け止め、改めて自らの行動を振り返る良い機会となった。また、現在問題となっているTPPや沖縄の普天間基地の問題についても触れた。

ゼミナールでは、受講生からTPPや日本の政治、また中東情勢など、多様な質問が岡本客員教授に寄せられた。岡本客員教授の広い見識に基づく意見を受け、先行き不透明な日本を今後担っていくために、貪欲に学び、行動することの必要性を感じた様子であった(11月18日(金)に開催)。

東京特別講義

日時:12月17日(土)

キャンパスイノベーションセンター東京(東京都港区)にて、特別講義「国際舞台で活躍するために」を開催した。当日は「国際社会で活躍する人材養成特別プログラム(オナーズプログラム)」に所属している学生30名が参加した。

この講義には、岡本行夫客員教授(外交評論家、岡本アソシエイツ代表)のコーディネイトのもと徳本香氏(外務省大臣官房人事課・本学OG)、村上学氏(外務省大臣官房人事課)、David Warren氏(駐日英国大使)、松永秀樹氏(JICA、ジャパンプラットフォーム岩手代表)、齋藤泰雄氏(前フランス大使)ら5名が講師として登壇。外交の分野で活躍されている方を中心に講師陣の経験や信念、国際社会で求められる人材像に近づくためのアドバイスを交えた講義が行われた。

講師陣の幅広い経験に基づいて世界情勢から見た日本や今後の日本経済などについても話が及んだ。質疑応答では、参加した学生から予定時間を大幅に超えるほどの質問があり、講師も熱心に質問に答える姿がみられた。また、日本語の講演に留まらず、英語での講演があったことも学生達の大きな刺激となった(12月17日(土)に開催)。