活動報告
活動レポート

国際人の心得-国際情勢の流れを読む

日時:12月21日(月)13:00〜14:00

12月21日(月)、衣笠キャンパスにて岡本行夫本学客員教授(外交評論家、岡本アソシエイツ代表)による全学生向けの公開講演会が開催されました。また同日、「国際社会で活躍する人材養成特別プログラム」(以下、オナーズ・プログラム)の受講生を対象としたゼミナールも開かれました。

講演会のテーマは「国際人の心得-国際情勢の流れを読む」。西欧人と日本人の宗教の捉え方の違い、ISILなどの組織に対する日本がとるべき政策、国際社会への日本の貢献のあり様、日本人の国際情勢に対する認識の甘さ、韓国や中国と日本との和解の道筋など、幅広いテーマに渡りご講演されました。

講演会終了後のゼミナールでは、オナーズ・プログラムの学生たちに対して、近現代の歴史を学ぶ重要性が強調されました。また、日本が難民を積極的に受け入れるべきかという難しいテーマに関して学生間で活発な意見交換がなされました。さらに、オナーズ・プログラムが予定している春期休暇中の韓国での海外研修を前に、岡本行夫本学客員教授より「新しい日韓関係を新しい世代の皆さんが創り出して欲しい」とのメッセージも寄せられました。

今回参加した鈴木奈月さん(国際関係学部2回生)は、「現在の日本における重要な政策課題について、疑問に感じたことを現場で活躍する方に直接お聞きすることができ、よい刺激を受けることができました。学部での学びにも直接関わってくるため、このゼミで得られた実践的な知識を今後の自分の考え方の確立や授業の理解促進にも生かしていきます」と感想を語りました。

国際人の心得

日時:11月13日(金)13:00〜14:30

11月13日(金)、衣笠キャンパスにて、岡本行夫本学客員教授(外交評論家、岡本アソシエイツ代表)による「国際社会で活躍する人材養成プログラム」(オナーズ・プログラム)の受講生を対象としたゼミナール及び全学生向けの講演会を開催した。

「国際人の心得」をテーマにした講演会では、同席された元アメリカ国防副長官のポール・ウォルフォウィッツ氏より、今後、国際人になる上でどのような心得が必要なのか、現役時代における外交経験を交えながら講演がなされた後、岡本行夫本学客員教授より、安保法制を中心とした奥深い内容が語られた。
質疑応答では、安保法制に関わって、若者が今後どのように取り組み、行動すべきかなど、多様な質問が寄せられ、講演者と出席者の双方向の活発な意見交換が展開された。

引き続き行われたゼミナールでは、オナーズ生からは、各国の情勢変化に伴う日本の取り組むべき外交政策や、安保法案に対する日本国民の受け止めに関する評価など、活発な意見交換がなされた。
現場の第一線で活躍している岡本行夫本学客員教授からは、将来の学生のキャリアに関するアドバイスや外交論に関する考えを披露していただくなど、オナーズ生にとって収穫の多いゼミナールとなった。

参加した服部孝政さん(経済学部2回生)は「いつもテレビで出演されている岡本先生のゼミに参加させていただき、貴重な意見を聞くことができた。現況の社会情勢の受け止め方には様々な考え方があるのだと感じる。今後国際社会で活躍するための貴重な経験となった」と感想を語った。

同日、本学の教育に大きな功績を残されたとして、岡本行夫客員教授に長田豊臣学校法人立命館理事長より「有功者表彰」が行われ、目録と記念品が贈呈された。