現役教員インタビュー

Interview #5

目の前の生徒と
情熱を持って向き合い
立命館宇治を
日本一の学校にしたい

立命館宇治中学校・高等学校
吉留 一貴[中学1年担任/保健体育科]

教師の役割は、生徒の自主性を引き出し、
自分たちの手で学校生活を作れるように導くこと。

立命館宇治中学校・高等学校は、良い意味で自由で、やりたいことを思いきりできる素晴らしい学校です。私自身も、本校のスカラーアスリートプロジェクト(注:京セラ・京都サンガF.C.・立命館のコラボレーションによる、サッカーのプロ・トッププレーヤー育成プロジェクト)1期生として、プロサッカー選手を目指しながら充実した高校生活が送れたからこそ、今の自分があると思います。そんな学校で、私たちの役割は、生徒たちの自主性を引き出し、自分たちの手で学校生活を作り上げていけるように導くことだと考えています。

私が教師として母校に戻ってきた5年前、中学校の体育大会でオリジナルダンスや集団行動などの発表を行いました。希望者によるダンス実行委員を中心に、振付も隊形移動もすべて生徒自身に考えるよう伝え、私はスケジュールを提示するだけ。その後どのように進められるのか、実は私もイメージができなかったのですが、生徒は放課後や休み時間も利用して熱心に取り組み、想像力豊かな素晴らしい発表をしてくれました。ダンス実行委員の中には、人前で話すことが苦手な生徒もいたのですが、立派にみんなをまとめ上げ、しかもこの経験をきっかけに、他の場面でもクラスをリードするような存在になったことも、とても嬉しく思いました。

生徒に「与える」ことも必要ですが、与えすぎは良くないのかもしれません。ある程度のラインまでは提示しながら、後は信じて生徒の自由な発想を引き出していくことが大切だと思います。生徒から出てきた意見やプランを、たとえ自分の意図と違っていても前向きに取り入れることも意識しています。やってみてうまくいかなければ、一緒に検討をしていけば良いのですから。生徒自身が前向きに取り組んでいけるようにすることが、自主性を引き出し、育てるためには大切だと考えています。

日本人の良さを身につけて
世界を舞台に活躍してほしい。

本校は、海外研修や留学生の存在などで、世界を実際に見て感じることのできる学校です。生徒には視野を世界に向け、世界を舞台に活躍してほしい。だからこそ、日本人の良さを表現できる人になってほしいと考えています。保健体育科では、チームスポーツを行う時に、各自がチーム内での自分の役割は何か、チームのために何をすべきかを意識して考えさせています。世界では自己主張が大事だと言われますが、日本人が得意とすると言われる、集団として動くことのできる力、集団のために貢献できることを見つける力が身についていれば、自分の思いを主張しながら、相手のことも理解し、調和する心で向き合えるのではないかと思います。そんな心を持って、さまざまな分野において世界で活躍できる生徒が出てきてくれることを期待しています。

さまざまな場所に出かけて多くを学び
常に時代の先を進んでいたい。

教師とは、ある意味では非常に狭い世界の中での仕事ですので、さまざまな場所へ自ら出かけて学ぶ姿勢が大切だと考えています。立命館には、キャリアに応じたさまざま研修制度があり、私も新任の教諭が参加する月1回の「教師塾」で、教科・生徒指導だけでなく、ビジネスマナーや教育法規など幅広い分野について学ぶことができました。他の先生方にすすめてもらった講演会などにも数多く足を運んでいます。その中で気づいたのは「自分の思いはどこにあるか、それを伝えるためにどう行動するか」というテーマはどのような仕事であっても同じだということです。作家なら本を書く、では自分はどうするか?このことに気づけたのも、さまざまな場所へ学びに行った結果だと思います。

私は、立命館宇治を日本一の学校にしたいと本気で思っています。教科・生徒指導以外にも何ができるかを考え、常に時代の先を進んでいたい、そんな情熱を持って日々の仕事に取り組んでいます。世界情勢がどう動いていくか想像もつかない時代だからこそ、「未来を生きる」目の前の生徒と情熱を持って向き合えば、必ず届くものがあるはずです。情熱を持ち、世界を舞台に活躍する生徒を共に育てていきましょう。それが実現できるのが立命館です。

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