現役教員インタビュー

Interview #1

新しいことにどんどん
挑戦できる環境で、
新しい学校を作る
喜びを分かち合いたい。

立命館小学校
吉川 裕子[1年担任/全科]

同僚の先生、児童、保護者、
みんなで一緒に学校を作っている実感がある。

昨年、育児休暇から復帰して、今年度は久しぶりにクラス担任を持つことになりました。学びの入口に立つ1年生に安心感を与え、学ぶ楽しさを伝えたいと思っています。

立命館小学校で教育に携わることの楽しさは、本校がめざす「命輝く学校」を、同僚の先生方と一緒に作っていけるところです。「4-4-4」制の小中高一貫教育において、小学校1年生から4年生にあたる1st stageでは、4クラスの担任それぞれが、算数・国語・生活・立命(道徳)の4教科のうち1教科を担当して研究し、その成果を、学年全クラスの教育内容に反映させる仕組みになっています。そのため、各教科の具体的な進め方などについて4人で話し合う機会が多くあり、より良い教育に向けて一緒に前進できているという実感があります。

全国各地での現場経験をへて本校に赴任した先生が多く、地域ごとのさまざまな教育のあり方を学ぶことができるのも魅力の一つです。私自身も以前は北海道の小学校で教壇に立っていました。今の私のクラスの副担任はオーストラリアの先生。より広い視点で教育をとらえ直す機会があるのは恵まれた環境だと感じています。

児童たち自身も、授業での学びをどんどんふくらませてくれています。先日、国語の教科書の挿絵を見て、「イタチだ」と言った児童がいました。中には、イタチを知らない子もいたのですが、次の日、ある児童が図鑑のコピーを持ってきて、これがイタチだよとみんなに見せてくれたのです。「これがイタチなんだね」という声と共に「図鑑で調べるとわかるんだ」ということに気づいた児童もいました。さまざまな地域から多様な子どもたちが集まる本校では、このように、自然と学びがつながり、深まっていくことがよくあります。背景には、保護者の皆様のあたたかいご協力があると感謝しています。

ロボティクス科の立ち上げに取り組む中で
「やってみよう」という意欲こそが大切だと見えてきた。

本校の開校時、私は「ロボティクス科」の立ち上げに関わりました。理系学部出身ではないため、最初は何がなんだかわからない状態。色々な方にご協力いただきながら、本を読んだり、実際にロボットを教育に導入されているところを訪ねたりして、一から教育内容を作っていくのは大変でしたが、試行錯誤を重ねる中で、大切なのは、児童の「やってみたい!」「やってみたら動いた!」「やってみることは楽しい!」という純粋な気持ちだということが見えてきたのです。そこには理系・文系関係なく、児童の意欲を引き出したいという思いがありました。ロボティクス科は、その後、専門性を持つ先生が加わり、より洗練された内容になりましたが、まずやってみようとする意欲を大切にする考え方は変わらぬまま、今も教科として継続されていることは、私にとって大きな喜びです。

「自由と清新」を建学の精神とし、常に新しいことにチャレンジしている立命館で、初等教育に関わるのは本当に面白いです。あらかじめ定められたゴールに向かうのではなく、児童のためになるならどんなことでも取り入れていこうという雰囲気の中、自分の思いや考えで一から作っていくことができるのが、やりがいであり、魅力でもあります。

子育ての経験は、
教員の仕事にも生きると信じている。

現在、二人の子どもを育てながら教員を続けています。育児休暇もそれぞれしっかり取得できましたし、休暇の制度も充実していると思います。常にバタバタしてはいるのですが、周囲の先生方があたたかくサポートしてくれる環境。他にも子育て中の先生がいます。保護者の方からも、母親として多くのことを学ばせていただきながら、子育てをする経験は、今後の仕事に必ず生きると信じています。

立命館小学校はまだまだ新しい学校です。さまざまなことにチャレンジできる雰囲気の中で、ぜひ一緒に学校を作っていきましょう。女性にとっても長く働ける職場環境だと思いますので、どんどん仲間に加わってほしいと思います。

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