Ritsumeikan 先生が語る立命館の一貫教育[Web]
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浅川

私が初めて大学で専門の英語の授業を受けた時代、「グッドモーニング」と言うだけでもう、舞い上がってしまったものでした。当時、英語は教科書を「読む」もので、「話す」ものではなかったんですね。けれど本来は英語が体の一部になって、自然にわき出るようにならなければ身についたとはいえません。

三ツ木

立命館ではそれを小学校で体験します。小学1年生から授業中は英語だけ。話題はこどもたちの大好きな動物や昆虫のことが中心です。英語を教えるというよりは、興味のあるお話に英語が乗っている、そんなイメージでしょうか。最初は「日本語で話して」と泣きついてきた子が、やがて「もう少しゆっくり話して。そうしたらわかるから」と言うようになる。その成長ぶりには目を見張ります。

浅川

そうそう、興味のあることを楽しく話しているうちに、英語が体に染みついていく。そうすれば次の段階、英語を読む、書くといった学習にもスムーズに移行できます。

浅川

自発的に学んでこそ、英語は上達します。私たちの役割は、生徒の興味を刺激するような材料を用意し、学ぶ意欲がわき立つような環境や機会を整えること。英語を使ってどんなことができるか、その可能性を授業にちりばめていくんです。

三ツ木

こどもたちと立命館アジア太平洋大学(APU)[→リンク]の国際学生との交流もそう。ふだんから英語で話したり、聞かれたりすることに慣れているこどもたちは、外国人の大学生を前にしても動じません。堂々と会話を楽しんでいます。そして「世界中の人と話ができた!」という喜びの分だけ、それ以降に広げる視野や獲得する力は、違ったものになります。

浅川

中学・高校でも、サイエンスフェア[→リンク]など海外の生徒と触れ合う機会をたくさん設けています。たとえばシンガポール研修[→リンク]。私たちはあえて、語学習得ではなく、「ホスピタリティを学ぶ」ことを目的に据えます。ところが生徒は、現地の高校生に温かく迎えられたことが嬉しくて、自然に「コミュニケーションをとりたい」「自分も外国の友達をもてなしたい」という気持ちを膨らませます。それが英語への好奇心、学ぶ意欲になる。たった数日間で、英語力も、精神的なたくましさも見違えるほど身につくのは、単に英語圏の国に行ったからではないのです。

三ツ木

好奇心がわくと、こどもは自分自身で本を読んだり、わからないことを調べたりするようになります。そんな時、日本語の本ばかりでなく英語の資料も読んでみよう、と抵抗なく思える感覚を小学校で育てたい。それが中学・高校と進み、自分で学ぶすべをたくさん教わった時に生きていくと思うから。

浅川

生徒の意欲が自然とわく環境が実現すれば、今のような英語教育は必要なくなるかもしれません。世界中の若者が机を並べ、英語で国際政治や経済を議論する。そんな、生徒が日常の中で英語力や人間性を鍛えられる教室を立命館につくるのが私の夢。ここできっと実現してみせます。

三ツ木

英語という道具を得て、こどもたちがどこまで世界を広げていくのか。私もこれから楽しみです。

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