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2004年12月26日に発生したスマトラ沖地震とこれによるインド洋大津波災害は、未曾有の被害をもたらしました。立命館学園では直接的な被害者はいませんでしたが、今次被災国となった地域から多くの学生・教職員が立命館で学び、教育研究活動に従事しています。
立命館学園は、21世紀の地球社会を展望した時に、「アジア太平洋地域の平和的で持続可能な発展と、人間と自然、多様な文化の共生が不可欠である」と認識しています。この認識から、学園創立100周年事業として、アジア太平洋の未来創造に貢献する有為の人材の養成と新たな学問の創造を行うために立命館アジア太平洋大学(APU)を設立しました。
このような取り組みから、立命館学園は日本国内の教育機関と比しても特段に、この大災害を乗り越えるための取り組みを行う必要があると考え、2005年1月に1)被災地域の学校再建を支援する、2)復興のための人材育成を支援する、3)国際シンポジウムを開催する、の3本柱からなる具体的な行動を行うことを決定しました。これは、21世紀における教育研究機関の歴史的・社会的使命として、国際社会とりわけアジア太平洋に対する国際貢献のために、立命館学園は努力するものです。
本学園では、広く学内外から多くの支援と協力を得ながら、これら3つの取り組みを実践してまいりました。2008年6月時点で、一定の成果を得たものの、あるいは現在に至るまで実施中の取り組みもございますが、ご協力をいただいた方々には改めて感謝申し上げます。
被災地の復興には長期的視点が必要であると考えます。本学園では引き続き、教育機関として、とりわけ「人づくり」の観点から貢献してまいります。 |