プログラム紹介

文部科学省「平成25年度大学の世界展開力強化事業」採択 国際PBLによるイノベータ育成プログラム

プログラム概要

文部科学省「平成25年度大学の世界展開力強化事業(※)」に、立命館大学から「国際PBLによるイノベータ育成プログラム」が採択されました。

このたび、立命館大学が採択された「国際PBLによるイノベータ育成プログラム」では、政策科学部や国際関係学部がこれまで研究・教育課題としてきた、アジアの福祉や都市計画・まちづくりなどのASEAN諸国政府の抱える政策課題・社会問題の解決に、さまざまな国・地域から集まった学生が共同で解決することを通じて、通常の講義科目以上に、問題・課題解決に必要な「思考ミックスの能力」(技術思考、ビジネス思考、制度デザイン思考)を身に着けることを目的とする、国際PBL(Problem-Based Learning)の教育プログラムです。

この教育プログラムは、①オフキャンパス・リサーチを含む演習型授業による指導、②オンデマンド講義(Video on Demand)、サテライト講義(TV 会議)の使用による、参加校(インドネシア3校、タイ2校の計5校)間で統一性のある教育、③特定課題について、ASEAN 諸国等の国家、国際機関、メディア、企業の動きをシミュレーションするプログラム、④本プログラム履修生とG30 プログラム履修生等との交流を実施する予定です。

本プログラムは、平成25年度中に言語教育を含めた事前準備を行い、平成26年度から本学の25人の学生を海外の参加校へ派遣します。

※「大学の世界展開力強化事業」
国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力を強化するため、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の受入れを行う国際教育連携の取組を支援する事業です。平成25年度からは、新たに東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)との共同による国際的な枠組みの下で行う高等教育連携プログラムの支援が実施されます。今回、全国の国公私立大学から25件(私大13件)の申請があり、7件(私大3件)が採択されました。