参加学生によるプログラム・レポート
アクティビティレポート②(2015年派遣:タマサート大学)
Thammasat | 2015年11月24日
国際関係学部 小田春香さん (2回生)
こんにちは。現在タマサート大学の東南アジア研究に所属している国際関係学部2回生の小田春香と申します。この場を借りて、私の留学先のキャンパスライフ、今回は主に授業についてお伝えしたいと思います。
タイの大学の授業は、日本の大学とは違い、一コマが3時間という長期戦の授業となります。先生方は途中で(たいてい半分の1時間半が過ぎた頃に)15分程度の休憩(10分の場合もあれば、30分の場合もある)をはさんでくれますが、こちらに来て3カ月が経とうとしている今でも、3時間という驚異的な長さにはなかなか慣れないでいます。概ね、授業では先生方はパワーポイントを用い、講義をするといった形式です。画像や動画を交えながら授業をしてくれるので、口頭だけで説明する場合よりもとても分かりやすいです。
立命館と比べると、小テストやレポート提出が頻繁にあり(現在5科目履修していますが、隔週にどちらかがあるような感じです)、常に授業に対する意欲的な姿勢とそれをフォローしていく力が求められます。また、たいていのクラスでは中間試験と期末試験の2つが成績の最も大きなウエイトを占めるので、学期全体を通して気を抜いてはいられません。日本では期末試験直前にしか、ろくに勉強しなかった私ですが、こちらに来て少なくとも3倍は勉強するようになりました。授業は全て英語で行われますが、まだまだ英語も不十分な状態なので、「英語学習+各々の科目の勉強」をルーティン化して日々勉強に励んでいます。
このように振り返ってみると、やはり留学に来てとてもよかったと感じています。なかなか一息つけない状態というのが、日本では怠慢でしかなかった私を大いに刺激させ、勉強に対する意欲を掻き立ててくれました。残り2カ月を切ってしまいましたが、ここに来た目的である東南アジアについての専門的な学習を続けていくとともに、楽しみながら留学生活を送っていきたいと思います。
キャンパスの目の前にはチャオプラヤー川が流れています。こちらは教養学部の建物から撮ったもの。
王宮にて、留学生の皆と。