参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート②(2015年派遣:インドネシア大学)

Indonesia  | 2015年11月24日

経済学部 江見千香子さん (3回生)

インドネシアへ到着してから、早いもので2ヶ月以上が経過しています。先週、中間テストを終えたばかりなので、折り返しに差し掛かろうとしていますが、今までのキャンパスライフを綴っていきます。今後、インドネシア大学へ留学しようと考えている方の手助けになれば幸いです。

時間を追う形で一日の平均的なスケジュールを紹介します。一限目は8:00から開始し、一コマの授業時間は2時間30分と、立命館大学よりも1時間長いです。とは言え、30分遅れて始まり、30分早く終わることも稀ではありません。授業においてさえ、インドネシアの文化あるいは時間にルーズな国民性が見え隠れしていると思います。留学生は1学期間に5科目までしか受講登録ができないので、平均して一日に1、2コマ程度受講しているようです。経済学部における学生の国籍としては、平均的にインドネシア人9割、留学生(韓国・オランダ・タイ・日本人)1割程度の構成となっていることが多いです。インドネシア人には日本人にも聞き取りやすい、きれいな英語を流暢に話す学生が非常に多い印象です。終始和やかな雰囲気で行われており、1クラス約20名前後と少人数のため、プレゼンテーション等の機会も豊富です。午前中の授業を受けた後、多くの学生は学内の学食で昼食を取ります。インドネシア大学では、それぞれの学部ごとに食堂が設けられています。食堂内には個人の経営する屋台が7、8店舗ほどあり、自分の好みに合わせて、好きな料理を注文します。一食100円〜300円で食べることができ、とてもお手頃かつ、美味しいです。しかし、屋根はあるものの、野ざらしのため、衛生状態が良いとは言えませんが、慣れればさほど気にならなくなると思います。昼食の後は、週に2回、留学生向けにインドネシア語の授業が無料で開講されているため、参加しています。10名程度と少人数で、基本的な文法から丁寧に教えてくれます。放課後は学内のカフェで課題を済ましたり本を読んだりしてリラックスしています。サークル等の課外活動も盛んに行われており、参加可能です。

概して、インドネシア大学は国際的かつ日本人にとって過ごしやすい環境を提供していると思います。また、日本語研究学科が学内にあり、日本に興味関心を寄せている学生も多いため、フレンドリーに接してくれる場面が多々あります。私自身も、たくさんの心優しいインドネシア人の友達に助けてもらいながら、非常に充実したキャンパスライフを送っています。



経済学部の正面


テクサス橋からの眺め、奥で学生が日本舞踊のような踊りをしている 


学食の様子