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2016.02.10

俳句を詠んでみました!

あーなんと新年に相応しいタイトルでしょうか??もう年が明けて一月以上経つって?いやあのそのモゴモゴモゴ・・・えへん(なぜか咳払い)、とにかく俳句を詠んだ訳ですよ。ただし私が、じゃありません、英国の大学生が、です。英国事務所のあるロンドン大学SOAS(School of African and Oriental Studies)には、英国有数の日本語学科で学ぶ学生さんたちがいます。日本語教員の一人であるT先生が送って下さった彼らの力作が素晴らしく、ご承認を得ましたのでここに紹介したいと思います♪

 

1.           今は夏 服をぬいでる 君が好き

2.           春の雪 友達にだけ いっしょに会った

3.           木の下や 気が冷たい 長い冬 

4.           木の下で もみじを見ると さびしいよ

5.           花がさく 南まで来た 今年おそい

6.           ひとり花 森の夢かな 道で咲く

7.           むし暑い スイミングスーツ 着たいかな

8.           青い空 君の手を握る 海へ行く

9.           人がない のどかできれい 風さみし

10.    雪とけた 川は速くて 鳥は歌

11.    春の雪 犬と家族と 楽しんだ

12.    君のキス あたたかいよ 空の下

13.    春の日や 心のために キスくれよ

14.    木の下で もみじの音は 君の声

15.    朝電車 セーターの中 汗をかく

16.    クリスマス なぜ君に 僕はふられた

17.    通う道 月との歌を 夏おどる

18.    雪が降る 服が飲みこむ あまい白

19.    夜の森 人こわくなる 寝る獣

20.    夜が眠る 太陽の笑顔 明るい

21.    フィーミンや 君はどろぼう 心取った

 

ぜんぶ、雰囲気ありますよねぇ。あらためて、日本古来の文化の奥深さを教えられたような気がします。さて、ここで私も一句・・・一句・・・一句・・・あ、電話がかかって参りましたので、残念ですがまたの機会に~()!!




SOASの“とある場所”で見つけたイラスト。日本のアニメの影響を感じてしまうのは私だけでしょうか?!

2014.08.29

「投げた!打った!腑に落ちた!?-クリケット観戦の夕べ」その②

大変遅くなってしまいましたが、残暑お見舞い申し上げます!7月の「猛暑」がまるでウソのように、8月に入って早々にロンドンの夏は終わりました…。25日は、観測史上もっとも寒いSummer Bank Holiday(英国の数少ない祝日。これでクリスマスまで祝日はありません)だったそうです。しかも大雨でした。毎年Summer Bank Holidayの週末に行われるロンドンのお祭り、Notting Hill Carnivalでは、出場者も沿道の観客もズブ濡れだったようです。日もだんだんと短くなり、最近は午後8時前には暗くなってしまいます。これからクリケット観戦記事その②を書くにあたって、すでにそれは「遠~い、あまりにも遠~~~い夏の日の思い出」と化していることを痛感している筆者です…。

気を取り直して観戦記の続きを。今回のクリケット観戦では在英日本商工会議所さんのアレンジにより、約4-5名に一人、専任のガイド役の方が付いて下さいました。我々の担当はフレンドリーなウィリアムさん。初心者にも分かりやすく、ルールの説明やプレイの解説を聞くことができます。クリケットは野球と同じく(野球よりは先に生まれたスポーツなんですけどね!)、1チーム11人編成となります。一度でもクリケットをご覧になったことがあれば、独特のフォームでボールが投げられ、平たいバットで打つことをご存じでしょう。少し意外なのですが、基本的にボールを投げている側が攻撃、打つ方が守備、に近い感覚なのです。そして、またまた意外に思われるかもしれませんが(クリケット愛好者の皆様すみません!!)、クリケットはサッカーに次いで世界第二位の競技人口を誇っているのです。日本へも明治維新後には紹介されていたそうです。

しかし、もしここで私が詳しくクリケットについて述べようとすると、ほぼ皆さんを混乱させるだけでお時間を無駄にしてしまうのは必至です。そこで、日本クリケット協会さんのリンクをご紹介いたしますので、どうかこちらのとても明解で親しみやすいサイトを訪れて頂きたいと思います。

肝心の当日の試合ですが、まさにビギナーズ・ラックと申しましょうか、なんと最後の一球まで勝敗がもつれ込むという好試合でした!その上、数試合で一度目にするかどうか、という珍しいプレイも複数回行われ(ガイドさんの受け売りです…)、観客がものすごく盛り上がっていた楽しい3時間でした。「クリケットって地味じゃないかなぁ」と不安を抱いていた私ですが、少しでもルールを理解して観ると結構スリリングな体験ができましたし、スタジアムにはやはりいかにも「紳士淑女」的な方々が集い、多少の場違い感は否めないながらも(笑)、本当に素敵な夏の思い出になりました♪在英日本商工会議所の皆さま、ありがとうございました!!


インターバルでは各チームのマスコットたちが、ゆるーいパフォーマンスを披露

時計に注目!試合終了間際の午後9時前でもこの明るさ!!

試合終了!観客もスタンディング・オベーション!!

2014.08.01

「投げた!打った!腑に落ちた!?-クリケット観戦の夕べ」その①

暑中お見舞い申し上げます。今年はロンドンも2年続けての猛暑です。え?29度は猛暑とは言わない?いや待って、待って下さい!ロンドンの過去の7月の平均最高気温は、長らく21度前後だったんですよ~。それがですね、昨年も「スペイン南部よりも暑い」日があったロンドン、まさか今年もそんな夏がやって来るとは、「もう今日でこの晴天&高気温も終わりだろう。明日からは雨だろう」なんて、毎日のように期待と自虐にさいなまれているロンドナーたちです。

この冬も暖冬でしたし(British Gasによると、暖房の主要エネルギーであるガスの消費量も、例年よりぐっと低かったそうです)、とうとう、通常はあまり英国内では見かけられないらしい、虫刺されによる被害が増えているとBBCのニュースでやっていました。やっぱり地球温暖化なの!?!、と思ってしまいますね。

さて、ロンドンの夏のもう一つの楽しみは、とにかく日が長くなることです。6月下旬の夏至を境に、だんだん短くはなってきていますが、7月中はまだ午後9時くらいまで明るいんですよ。そうなると、午後3時半には暗~くなってしまう晩秋から冬にかけての憂鬱感を吹き飛ばすかのように、野外のイベントへ繰り出す人が多くなります。

そんな中、私もまた一つ、「生まれて初めて」の経験をさせて頂きました。それは…クリケット観戦です!クリケットはフットボール(英国ではほぼ、サッカーとは言わずにFootballで統一されています)と並び、英国の「国技」的な存在ではないかと思うのですが、「どうもルールがよく分からない」と今まで敬遠しておりました。しかしながら今回、在英日本商工会議所さんが毎年実施しておられる、クリケット観戦の夕べに行って参りました。

試合は、ロンドンにある由緒あるクリケット場、ローズ・クリケット・グラウンドで行われました。こちらの設立は18世紀だそうです(場所は変遷している)。クリケットの試合といえば何日も続くのが普通ですが、今回のものはTwenty-Twentyという、およそ3時間で決着のつく新しいルールの試合形式です。そうでなければ、私のような初心者には何も起こらない(ように見える)まま、試合場を後にすることになりかねません。これは決して誇張ではなく、伝統的なクリケットの試合を観戦する場合、途中で食事やお茶の時間、はたまたパブで一杯やりに行く時間、などが何の問題もなく取られるという(むしろそれが試合の一部と化している!?)、非常に壮大なスポーツです…。

今回はサリー州とロンドンのミドル・セックス地区チームが対戦しました。選手にはイングランド・ナショナル・チームに属する有名プレイヤーもいらしたようです(試合後に知りましたが…!!)

期待に胸を躍らせて、いざクリケット場へ!!(その②へ続く)

晴天に恵まれ、観客席も賑やかで華やかな雰囲気

2014.06.09

悲しい現実

今年の夏、あるいは秋学期から、海外留学へと旅立ってゆく皆さんも多いことでしょう。このブログでも繰り返し述べさせて頂いているように、期間に関係なく、外国で過ごすことはきっと貴重な経験になると思います。

しかし、残念ながらやはり海外ならではのトラブルや、言語・慣習が異なるが故に危険な状況に陥ってしまうことがないとは言えません。本日は近年、英国やヨーロッパ大陸内で多発している「偽警官詐欺」を取り上げてお話をさせて頂きます。

「偽警官詐欺」とはどのようなものか。以下に、在英国日本国大使館のWebサイトからの引用を掲載しますのでご覧ください。

 偽警官詐欺に関する注意喚起

2014年3月17日

(1) 犯罪の手口
主な接触パターン(この他にも様々な形での接触を試みてくる)
  (ア)見知らぬ人が地図を広げて道を尋ねてくる。
  (イ)カメラを渡され記念写真の撮影を依頼してくる。
  (ウ)外貨からの両替を依頼してくる。
上記の様々な接触に応じていると、私服警察官と称する複数の人物が現れ、偽造の警察IDを見せた上で、始めに上記アの人物が偽警官より尋問を受け、偽警官にクレジットカードを提示し、暗証番号を伝える。偽警官は、無線を使ってどこかに連絡をとる。
続いて、偽警官は日本人に対してもクレジットカードの提示と暗証番号を聞いてくる。これに応じないと、「警察署に連行する」など高圧的な態度になる。
日本人がクレジットカードの提示と暗証番号を伝えると、偽警官は無線機でどこかに連絡した後、カード類を返却するが、気づかれないようにクレジットカードを抜き取り、その場を立ち去る。(最近の手口では、所持品検査と称し、財布の提示を求められ、現金を抜き取られるケースも発生している。)
数十分以内に抜き取られたクレジットカードが不正使用される。
(2) 対策
見知らぬ人物が近づいて来ても、相手にしない。人気のない場所であれば、人通りのある場所に逃げる。絶対に付いて行かない。
通常、警察官が財布やクレジットカードの提示を求めたり、暗証番号を聞くことはないので、不審に感じたら、周りの人達に助けを求める。
万一、この手口に遭った場合には、直ちにカードの停止措置を取ると共に、最寄りの警察署(官)に通報する。
おそらく、文章だけで読めば、「なぜこんな詐欺に引っかかるの?」と感じられる方も多いと思います。ところが、人間というのは案外、突発的な事態に直面すると、どんなに良識的な方でも、普段では考えられないような(マイナスの意味でも)行動に出てしまうことがあるのです。私の身近だけで少なくとも過去3人が偽警官詐欺に遭遇し、その内の2人が実際に被害をこうむってしまいました。決して他人事ではありません。

ロンドンは例えばパリに比べると、路上や地下鉄内などであからさまに「集団による能動的な物乞い(を装ったスリや引ったくり)」をされることは少ないと思います。それだけに、このような「偽警官」を、特に日本人は信用してしまう傾向があるようです。この偽警官詐欺はほんの一例です。「人を見れば〇〇と思え」とは哀しい極論なのですが、紛争地域でもなく、世界をけん引する「大国」であっても、日本よりはどこも危険であるという認識をしっかり持って頂き、不要なトラブルは避けて頂きたいと切に願います。日本を一歩出れば、そこは完全に“アウェイ”の世界です。飲食店で携帯電話をテーブルの上に置きっぱなしにしたり、カバンをイスの背にかけたままオシャベリに夢中になったりすることなく、常に自分の持ち物は目の届く範囲に保持して気を配り、人通りのない道はなるべく避けてください。海外ならではの体験は、多少bittersweetであったとしてもそこからたくさん学んで、これからの人生の糧にして頂きたいと思いますが「=真に危険な状況に、充分な準備や予備知識なしで敢えて飛び込む」、ということではありません。

皆さんの海外生活が、実り多く笑いに満ちたものとなりますように。

2014.05.29

映画を通してみる世界の中の日本?!

先日、ピーカンの週末に映画を観ました。いや~、こういう日は公園でビール、ではなくピクニックが定番のロンドンなのですが、だからこそ、映画館は空いているんじゃないかと思い、出かけてみると…
間違っていました。お天気じゃなくても、週末じゃなくても、いつも空いている映画館…。そういえば過去、ロンドンの映画館でほぼ満席を経験したのは1回しかなかった!

さて、何を観たかって?それはもう世界に誇る日本の至宝、〇〇の中の〇〇、日本が生み出した最も有名な〇〇、と言えば…

それは…




ゴジラです!!

え?、と思われた方、はい、〇〇は「怪獣」です。
昨年「パシフィック・リム」という、やはりハリウッド製作の「怪獣映画」が公開されました。劇中でも「Kaiju」と表現されていたほど、ハリウッドの映画人たちも日本の怪獣モノに惚れ込み、敬意を払っていると知ってビックリしたのですが、2014年版「ゴジラ」も相当、怪獣への愛と気合が入っていると思いました。作中、かなり胸の痛むシーンもありますが、最後はゴジラに向かって「よ!男前!!」と叫んでしまった私です。

海外で暮らしている身としては、世界で公開される映画で日本が題材として取り上げられていること、その題材も日本発祥であること、に対して、想像以上にSensitiveになってしまうものです。その意味では、昨年公開された忠臣蔵をモチーフにして作られた「47 Ronin」も興行的にはあまり成功ではなかったようですけれど、私は密かに映画館で涙してしまった作品です。

日本が世界に誇れるものはたくさんあります。それも多方面に渡って。科学技術だけでなく、芸術だけでなく、まるで豊かな日本の四季のように、資源も乏しい小さな島国に、これほどバランスよく色々な分野で世界レベルのものが揃っているなんて、まさに「奇跡の国」ではないでしょうか?

と、在英期間が長くなるにつれて、日本の良さが見えてくる今日この頃なのでした。学生の皆さん、もし機会が許せばぜひ、短期間でも海外から日本と世界を眺めて下さい。旅路の果てに、庭先で青い鳥を見つけるような気持ちになるかもしれませんよ。そしてその青い鳥は、世界中の人々の庭先にいるのだということにも気づくでしょう。そのためにはさぁ、旅に出ましょう♪

今は「日本国内旅行」を一番したい筆者より


平野神社の桜(京都)

旅館の夜桜(別府)