NEWS/EVENTS

2013年 NEWS/EVENTS 一覧

2013.12.02

スリランカ観光セクター開発事業 人材開発プログラムのテキストができました

プロジェクト背景
学校法人立命館は、スリランカ政府との間で業務委託契約を締結し、2011年3月から2013年3月まで、JICA円借款事業「観光セクター開発プロジェクト(Tourism Resources Improvement Project, TRIP)・人材開発プログラム」を実施しました。本プログラムの主なテキストを保管用にコンパクトにまとめたものが出来上がりました。

本プログラムは、スリランカが外国人観光客、特に日本をはじめとする東アジアからの観光客を受け入れることにより、人々の所得水準を向上させ、貧困を軽減させることを目的として行われました。

具体的には観光業に関わる質の高い人材育成のための教育・研修・カリキュラムの開発、スリランカの観光人材、とりわけホテル等で働く人材育成を行うホテルスクール、Sri Lanka Institute of Tourism and Hotel Management(以下、SLITHM )の力量向上を図りました。

Phase 1の活動
Phase1では、およそ26年にも及ぶ内戦の間、まったく改訂されてこなかったSLITHMのカリキュラムを国際的な標準に引き上げる活動に取り組みました。まず主要11分野のカリキュラム、教員用指導マニュアル、学生ハンドブックを新たに開発しました。同時に、ホテルスクール指導者と観光業界従事者向けに、観光マネジメントや料飲サービス、ツアーガイディング、また日本人観光客受け入れのために特に要望があった日本文化とおもてなし、日本料理などを含む11分野の研修を行い、知識・スキルの底上げを行いました。また、観光政策についても、地域観光振興・観光情報システム導入等のアドバイスも行いました。

SLITHMのメンバーとの協議

経済開発省とのミーティング

業務範囲調査でカウンターパートと挨拶を交わす立命館大学 金井教授、APUクーパー教授('11年3月)

着地型観光(Community Based Tourism)に関するフォーラムでお話しされる首都大学東京 本保教授

教員用マニュアルと学生用ハンドブック

着地型観光の実装マニュアル

Phase 2の活動
Phase 2では、Phase 1で開発したものを運用していくための体制づくりに重きが置かれました。具体的には世界観光機関(UNWTO)の認証取得に照らした機関監査・ギャップ分析、国家資格である職業能力基準の開発と認証取得支援、主要部署(カリキュラム開発ユニット、キャリアガイダンス&カウンセリングユニット、品質保証ユニット)の設立支援を行いました。

キャリアガイダンス・ユニット設置のためのワークショップを行う本学職員とSLITHM教員

プレス・カンファレンスの様子

こうした多岐に、そして長期に渡る丁寧なやり取りは、SLITHMおよび経済開発省と立命館との信頼関係を強固なものにしました。また、事業が進行するにしたがって、SLITHMの教職員も積極的に参加し、さかんに問題提起や改善策の提案が行われるようになりました。

一旦事業は終了しましたが、今後とも、学校法人立命館はスリランカの観光産業、そして多様な研究活動を通じて、国の発展に貢献したいと考えています。

2013.11.26

エジプト・日本科学技術大学(E-JUST)にて教職協働ワークショップ開催中

11月24日(日)~26日(火)の3日間、エジプトのアレキサンドリアにあるE-JUSTにて全教職員を対象に、教職協働ワークショップを実施しています。

E-JUSTは、JICAの技術協力プロジェクトの支援のもと、2010年2月に開講し、これまで8つの学科で150名近くの工学系院生を受け入れ、少人数制の講義やラボなど日本式の工学教育を展開しています。2016年には工学系の学部も開講予定で、学部開講に付随する課題を全学一致で取り組むべく、教職協働を導入するためのワークショップを現地で開催することとなりました。

初日の24日は、トップマネジメントセミナーを開催し、大学のトップに求められる役割について、立命館アジア太平洋大学の学長経験がある、モンテ・カセム総長特別補佐による講演を行いました。また、E-JUSTのトップマネジメントが抱えている組織運営上の課題を共有し、トップとして重要な役割である中長期的な人材育成のアイディアを整理しました。

E-JUSTの仮校舎が入っている研究所

カセム総長特別補佐による、教職員の役割に関するレクチャー

続く25日、26日には入学政策、コミュニティショップ、広報政策の3つのテーマに対するワークショップを実施予定です。今回のワークショップ開催に先立ち、E-JUSTの学部開講にあたる重要なテーマ選びから、教職員混合チームを形成して取り組み、数カ月掛けてアクションプランを作成するという、そのプロセスそのものが教職協働の実体験として、組織全体に広がることを狙いとしています。

コミュニティショップのワークショップの様子


教職員が一堂に集まり、同じ目的に向かって議論する機会は今回のワークショップが初めてで、25日のグループワークでは職位、部署の垣根を越えた白熱した議論が繰り広げられました。最終日には立命館より60名近くの全参加者に対して修了証が授与されます。

尚、2012年7月、2013年2月と2回にわたり、E-JUSTから幹部・中堅職員10名を立命館で受け入れ、大学運営全般に係る能力強化研修を各2週間ずつ実施していますが、現地でのワークショップは今回が初の試みとなります。

E-JUSTへの支援内容はこちら
ワークショップのチラシはこちら

2013.11.21

国連広報センター・根本かおる所長が京都国連寄託図書館を訪問

10月14日(木)に国連広報センターの根本かおる所長が来館され、当館の見学やスタッフと意見交換をされました。

根本氏は、これまでにUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)やWFP(国連世界食料計画)などで勤務され、今年8月に現職に就任されました。
お会いしてみるととても親しみやすい方で国連のことを伝えていきたいという熱意が伝わってきました。

広報センターのブログでも紹介されましたのでぜひご覧ください。 →こちら

京都国連寄託図書館については →こちら


2013.11.18

インド Delhi Public School Bangalore South から高校生ら8名が来校

2013年11月12日、インドのDelhi Public School (DPS) Bangalore Southから高校生ら8名が立命館大学を訪れました。DPSの引率教員であり、現地で日本語教師をしているSyeda先生から、立命館インド・オフィスに本学訪問の要望が寄せられ、この度実現しました。

彼らは将来の進学先として日本の大学を検討しており、国際関係学部が英語で実施しているGlobal Studies (GS)コースを訪れ、日本語の授業、Peace Museum Seminar、そしてGlobal Environmental Issuesの3つの授業を見学しました。いずれのクラスでも温かく迎えられ、高校生たちにとっては大学の授業を受けるという貴重な体験となりました。

授業見学後は、ボランティアの日本人学生ら4名と共に学生食堂で昼食を食べました。 日本に来日して以来、主にインド料理レストランで食事をしてきた彼らは、初めての学食に興味津々。 じっくりと吟味したおかずを美味しそうに食べていました。 昼食を食べながらの日本人学生との交流も盛り上がり、楽しいひと時が過ごせたようです。

立命館の海外オフィスを通じて、海外での立命館の知名度が上がり、こうして実際に大学を訪問していただけるのはとても喜ばしいことです。今後もこのような交流を通じて、立命館の魅力を世界に発信していきます。

留学生向けの日本語授業を見学

Peace Museum Seminarでクラスに
紹介されるインド人高校生たち

ベジタリアンでも食べられるものを
注意深く選んでいます

日本人学生と交流しながらの食事

短い時間ながら、楽しんで
いただけたようです

存心館の時計塔の前で
日本人学生と一緒に記念撮影

2013.11.06

タイ王国 バンコク・ドンムアン区教員らが来校

2013年11月1日、タイ王国バンコク・ドンムアン区から、教員ら27名が立命館大学を訪れました。

松本記念ホール陪審法廷にて、タイの労働法を研究されている法務研究科・吉田美喜夫先生から、
立命館大学の説明や、日本の大学が直面している少子高齢化などの課題についての話があり、
皆さん興味深そうに耳を傾けていました。

その後、立命館大学に留学中のタイ人学生2名が、それぞれ立命館大学へ留学を決めた理由や京都での
生活について話し、普段の生活や奨学金についてなど、活発な質疑応答が行われました。

このような交流を通じて、より多くの海外の方に立命館大学の良さや日本留学について理解して
いただけることを願って、今後も様々な国からのお客様を歓迎したいと思います。


法務研究科・吉田美喜夫先生との記念撮影

2013.10.28

世銀、JICAの中堅幹部を招聘し学生向けキャリアセミナー開催します

立命館大学経済学部国際経済学科1回生を対象に
「民間企業の経験と国際機関の仕事」というテーマでセミナーを開催します。
他学科生、他学部生の聴講も歓迎します!

■講師・講演テーマ
①「新興国ビジネスと開発金融機関の役割」
寺見興生氏 IFC(国際金融公社)東京事務所副所長 インベストメント・オフィサー
②「リスク管理と開発途上国での活躍の可能性」
三井祐子氏 JICA調達部
■日時:2013年11月14日(木) 14:40~17:30
■会場:立命館大学BKCキャンパス C301教室

詳しくはチラシをご覧下さい。
ISC2013年度企画「民間企業の経験と国際機関の仕事」

2013.10.21

立命館大学で「瀋陽工業大学・大学管理運営優秀中堅教員研修」を実施

9月29日(日)から10月12日(土)にかけて、立命館大学の各キャンパスや山梨県、東京都で、「大学管理運営優秀中堅教員研修」を実施した。本研修は、円借款「中国人材育成事業」として、中国内陸部の大学を対象に2004年から実施している「中国大学管理運営幹部特別研修」である。これまで930名の研修員を受入れ、第37回目にあたる今回は瀋陽工業大学から教員19名を受け入れた。

 開講式は、9月30日(月)、衣笠キャンパス創思館カンファレンスにて執り行われ、小木裕文・立命館副総長による開講挨拶に続き、研修団団長で、瀋陽工業大学電気工学部教授・楊俊友氏による研修に対する意気込みのスピーチが行われた。その後、約2週間の研修期間中、研修員は、立命館大学の各キャンパスで日本の高等教育政策から教学政策、財政、人事まで大学管理運営に関する多岐にわたる講義を受け、意見交換を行った。


国会でのフィールドワーク

 10月8日(火)にはBKCキャンパスにて、小澤隆太・理工学部准教授のマニピュレーション研究室を見学し、小澤准教授から実際にロボットを動かしながらの説明を受けた。

理工学部・小澤隆太研究室見学の様子


報告会での発表の様子


 研修最終日の10月11日(金)には、2週間の研修を振り返り、報告会を立命館東京キャンパスにて行った。報告会では、研修員が4グループに分かれ、国際化、産学連携、教学政策、学生支援のテーマごとに発表を行い、服部健二・副理事長、慈道裕冶・名誉教授、今村正治・国際部事務部長(国際戦略担当)の質疑応答やコメントで、研修生を激励した。研修員は帰国後、日本で学んだことを活かし、中国における大学の改革と管理運営の向上に励むこととなる。

 学校法人立命館では、国際社会の発展に寄与する国際協力・国際貢献への取り組みを21世紀社会の中で教育機関が果たすべき役割と認識し、国際協力事業を学園の重要な柱の一つとしている。

2013.10.16

JICA主催・大学生国際協力フィールド・スタディ・プログラム 募集のお知らせ

独立行政法人国際協力機構(JICA)が大学生を対象に途上国の国際協力の現場でフィールド調査演習を行う「大学生国際協力フィールド・スタディ・プログラム」の参加者を募集中です。

詳しくはJICAのホームページをご覧ください。
http://www.jica.go.jp/partner/college/field_study.html

問合せ、申し込みは直接JICAまでお願いします。


2013.10.11

立命館の海外事務所(英国・インド)ブログが公開しました

立命館大学には、英国・ロンドン、インド・ニューデリーに海外事務所があります。
活動内容を幅広く周知するために、この度、各事務所のブログを開設しました。
現地スタッフより生の声をお届けしますので、皆さまのご訪問をお待ちしております!


英国事務所ブログ
http://www.ritsumei.ac.jp/intl/blog/uk/

インド・オフィスブログ
http://www.ritsumei.ac.jp/intl/blog/india/



2013.10.10

京都国連寄託図書館ニュースレターNo.15を発行しました

京都国連寄託図書館では、年4回ニュースレターを
発行しています。

今回は「薬物問題」について紹介しています。
ぜひご覧ください。
  
     newsletter No.15

バックナンバーもご覧いただけます。
京都国連寄託図書館ホームページへ
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/in/cger/kunl/info.htm

2013.10.04

10月のイベント「みんなで食べる幸せを」のお知らせ

京都国連寄託図書館では10月21日よりイベントを行います。
詳細は下記のとおりです。

10月は世界食料デー月間です。そこで当館では「みんなで食べる幸せを」
というタイトルのもと、資料企画展示を行います。
世界食糧問題についてのパネルやフードロスに関する資料等展示いたします。
また、クイズコーナーも設置し、各国の家族の一週間分の食料の写真を見て、
どの国のものかをあてるクイズにもチャレンジすることができます。

(展示団体:国連WFP協会/特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールドなど)

期間:10月21日(月)~11月7日(木)※11月4日は開館します
    月~金 10:00~17:00
場所:京都国連寄託図書館/立命館大学国際協力資料センター(明学館1階)
   入館無料 (どなたでも入館できます)

チラシはこちらから

世界の食料問題や、世界の人々の食卓について少しでも興味のある方
また、クイズにチャレンジしたい方も是非お越しください。


共催:京都国連寄託図書館
   立命館大学国際協力資料センター
   〒603-8577
      京都市北区等持院北町56-1
   立命館大学衣笠キャンパス明学館1階
   Tel:075-465-8107


 

2013.10.03

アブダビ首長国王立科学技術系高等学校 短期留学プログラムレポート

国際協力事業の一つとして学校法人立命館はコスモ石油株式会社、アブダビ石油株式会社と協同で
2011年9月よりアブダビ首長国王立科学技術系高等学校(ATHS)において日本語教育プログラムを
実施しています。その活動の一環で、2013年8月29日から9月9日までの12日間、ATHSから高校生14名が来日し、
短期留学プログラムに参加しました。今日はその時の様子をレポートします。

立命館宇治高等学校で行われた開講式では、チアリーダー部や吹奏楽部によるパフォーマンスで温かい歓迎を受け、
その翌日から通常授業への参加、放課後のクラブ活動体験、日本文化体験などを通じ、日本人生徒と交流を深めました。滞在していた学校の寮でも、寮で暮らす生徒たちと活発に交流をし、文化の違いを超えた友情を育みました。
  

皆すぐに仲良くなりました!


立命館大学びわこ・くさつキャンパスでは、理工学部・馬書根研究室において最先端のロボティックス研究について学び、島津製作所では最先端の医療技術や分析装置などを見学しました。


数々のロボットに興味津々


週末は京都の魅力を大満喫。宇多野ユースホステルでの滞在や、友禅染、舞妓体験、保津川下り、太秦映画村、
金閣寺、そして四条界隈でのショッピング。アブダビとはまったく違う文化・環境をとても楽しんでいました。
 

宇多野ユースホステルでの友禅染体験


プログラム最後の修了式では、先日このサイトにも掲載したように、安倍首相夫人が来賓として駆けつけて
くださいました。5月に夫人がアブダビを訪問された際に懇談された女子生徒たちと再会し、日本での生活について
尋ねられた生徒たちが、各々の楽しい思い出や印象に残ったことを伝えていました。
 

修了式にて日本語でのプレゼンテーション


その日の夜には、12日間生活を共にした立命館宇治高校生徒寮の寮生たちが、とっておきのパーティーを
企画してくれました。美味しい食事に加え、ゲームやダンス、珍味の試食、そしてパーティーの最後を飾る花火など、
工夫を凝らしたパーティーは大盛り上がりで、別れを惜しむ姿があちこちで見られました。

今回の来日で、彼らの日本語学習に対するモチベーションはかなりアップしたようです。
これからも頑張って日本語を勉強し、将来は日本とアブダビの友好の懸け橋となってくれることを期待しています!
 

修了式の様子


アブダビ日本語教育プログラムの詳細はこちら

2013.10.03

STAND UP TAKE ACTIONキャンペーンのお知らせ

国際協力事業課は、今年もSTAND UP TAKE ACTIONキャンペーン(以下スタンド・アップ)に参加します。

学校で、オフィスで、公園で。10月17日の世界反貧困デーに向けた年に1回のアクションにあなたも参加しませんか。
参加方法はこちらから

いつでも、どこでも、誰とでも、気軽に参加できる国際協力活動がスタンド・アップです。学校、職場、家族、趣味のサークル、友達などと一緒に、屋外でも屋内でも、旅行先でも家の中でも、貧困問題解決、MDGs達成を求めて立ち上がり、写真を撮って登録してください。



(以下STAND UP TAKE ACTIONサイトより)

スタンド・アップは貧困解決のための世界的なキャンペーンで、2000年に189ヵ国のリーダーたちが合意したミレニアム開発目標(MDGs)達成を後押しするために実施されているものです。

このMDGsとは、2015年の期限までに8つの分野において具体的な目標達成を掲げた開発目標です。例えば、「世界の貧困人口を半減する」「5歳未満児の死亡率を3分の1にする」など、8分野で21のターゲットが定められています。

スタンド・アップのキャンペーンでは、MDGs達成に向けて人々の力を集めるため2006年から毎年、世界反貧困デー(10月17日)前後に貧困解決を求める意志を示すために「立ち上がり」(STAND UP)、「行動する」(TAKE ACTION)ことを呼びかけ、その様子を収めた写真を集めて1つの「声」をつくる活動を行ってきました。それを日本では「動く→動かす」が集計し、日本の政府、政治家、省庁などに届け、貧困解決とMDGs達成に向けた取り組みを政府に求めてきました。そして民間の組織や市民に対しても、身近なできることから何か実践をするよう呼びかけています。

2009年には世界各地で1億7000万人以上がこのキャンペーンに参加しギネス記録を打ち立てました。2012年は日本全国で2万6563人が立ち上がりました。学校で、オフィスで、公園で、行動の場所は問いません。年に1回のキャンペーンに、あなたも参加しませんか。

STAND UP TAKE ACTIONキャンペーン
http://www.standup2015.jp/


2013.10.01

立命館大学で「瀋陽工業大学・大学管理運営優秀中堅教員研修」を実施中

立命館大学では、円借款「中国人材育成事業」として「大学管理運営幹部特別研修」を2004年から実施し、これまでに930名の幹部が研修を修了している。第37回目にあたる今回は、瀋陽工業大学を対象とし、19名の教員が9月29日(日)に来日し、30日(月)に開講式を行った。

 開講式では、小木裕文・立命館副総長から「今次の研修が実り多い成果を生む、と確信しており、遼寧省の高等教育の発展に少しでも寄与することができるならば、立命館の新たな日中友好交流のページとして書き加えられることになると考えています。」と歓迎の挨拶があった。これを受けて楊研修団長は、「私たち研修員は今回の研修の機会を大切にし、できるだけ多くの知識を学び、中国に持ち帰って中国の高等教育の発展に役立てたい。」と研修にあたっての決意を語った。
 現在は、立命館大学の各キャンパスで10日間の研修を実施しており、山梨県、東京都での実地視察を経て、10月11日(金)に研修報告会と修了式を行う予定。



開講式 集合写真

2013.10.01

作家クリストファー・ロイド氏の講演会を開催

9月27日(金)と28日(土)の両日にわたり、世界的ベストセラー「137億年の物語」の著者であるクリストファー・ロイド氏の講演会が開催された。

27日(金)は、衣笠キャンパス創思館1階カンファレンスホールにおいて、産業社会学部メディア社会専攻企画として、同専攻所属の学生を対象に講演会が行われた。講演の中でロイド氏は、ご自身の育児経験をもとに「画一的なテストで縛る教育は、子どもたちの学ぶ意欲を減退させ、教育成果を上げることは出来ない。より大きな教育成果を上げるためには、人類の進化の歴史に学び、脳を中心とした学ぶ機能を司る器官がどのように発達し、今どのように機能しているのかを知り、そのことを踏まえた学習方法を追求し、実践することが重要だ。特に手を使って『書くこと』は重要。手は脳の延長であると認識すべきだ。これは大学生でも同じである。」と述べた。そして、ビッグバンから現代に至るまでの宇宙の歴史と地球上の自然と生物・人類の歴史をまとめた年表に、今回、東日本大震災を書き加えたことについて言及し、「東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故は地球史上の大きな出来事である。今後も他の生物への影響などに注視していきたい」と述べると共に、「日本は、歴史的に自然と新しい科学技術の開発を共存させてきた国である。この経験をいかし、今後、日本がサステナビリティー社会を構築していくことに期待し、注目していきたい」と括った。

産業社会学部メディア専攻企画で講演するロイド氏

白川文字がデザインされた扇子を手に講演するロイド氏


28日(土)には、立命館中学校・高等学校のプレゼンテーション・ルームにおいて、立命館高等学校の生徒31名を対象に講演会が行われた。国際交流経験豊富な生徒たちは、質疑応答等、終始ロイド氏と英語でコミュニケーションし、講演終了後も自身の電子辞書にサインを依頼する等、交流を楽しんでいた。講演会冒頭に生徒代表で歓迎のスピーチをした加藤連芽さん(3年生)は、「まるで引き込まれるような興味深い内容のスピーチでした。私もプレゼンをする際にはロイドさんのように堂々と自身をアピールできるようになりたいと思いました」と感想を述べた。

なお、講演会終了後は、同じく3年生の岡本紗也加さんと上南静佳さんが、ロイド氏を学校近隣の伏見稲荷大社に案内。「千本鳥居」や「神楽」を見学し、ロイド氏は京都の歴史文化を満喫されていた。


2013.09.26

立命館の国際協力・貢献についてメディアで紹介されました


ぜひご覧ください。

週刊ダイヤモンド 2013年7月27日号
ダイヤモンド×立命館大学 
「R-DNA 立命館value10  国際社会と地域発展に尽力 大学が担う様々な国際貢献」
http://diamond.jp/go/pb/tieup_130722ritsumei/index.html

PRESIDENT ONLINE  2013年9月16日号
「海外で人を育てる産学連携の社会貢献 ~アブダビ首長国の高校生に日本語教育を行う理由~」
http://president.jp/articles/-/10334

2013.09.25

JICA集団研修「歴史都市の保全・防災と文化観光への活用」を実施

8月19日(月)から9月20日(金)にかけて、立命館大学のキャンパスや京都府内、石川県金沢市・岐阜県高山市などで、JICA集団研修「歴史都市の保全・防災と文化観光への活用」を実施した。本研修プログラムは本学理工学部山崎正史特任教授をコースリーダとし、開発途上国の文化財行政、都市政策・計画行政に携わる国家公務員、地方自治体職員(9名)を対象に、歴史都市の町並み保存・防災、国際観光等について講義とフィールドワークを実施した。

研修団は、9月9日(月)から13日(金)にかけて、石川県金沢市、岐阜高山市、世界遺産白川郷を訪問した。9月10日(火)、高山市を訪問した際に、国内外の観光客を惹きつけるために取り行われてきた様々な努力や経験について市の行政官による講演、研修員との意見交換が行われた。また、9月11日(水)には、ユネスコの世界遺産へ登録された日本独特の白川郷・五箇山の合掌造り集落を視察し、村全体の景観を保全しつつ観光化していく実例を学んだ。

研修を通じて、研修員は、歴史都市の文化遺産の価値を適切に評価することの大切さを実感した。また歴史都市の持続的な発展に向けて、保全・防災の手法を踏まえ、文化遺産保全や都市、観光開発に携わる行政機関の文化観光整備の能力強化を図ることの重要性を学んだ。

9月20日(金)の報告会では、一ヶ月以上に亘った研修を振り返り、研修員による行動計画(帰国後に実施するアクションプラン)の発表をJICA関西センターにて行った。研修員は帰国後、日本で学んだことを、母国の文化財保護ならびに文化観光の発展に還元していく。

白川郷・長瀬家の前にて

アクションプラン発表の様子


閉講式 集合写真

2013.09.13

国際協力・貢献HP(英語・中国語ページ)をリニューアルしました。

国際協力・貢献HP(英語・中国語ページ)をリニューアルしました。

英語ページはこちら
http://www.ritsumei.ac.jp/intl/eng/

中国語ページはこちら
http://www.ritsumei.ac.jp/intl/cn/

2013.09.11

立命館インド・オフィスが「日本留学説明会」を開催しました

 9月6日(金)、立命館インドオフィスはグローバル30事業の取り組みの一環として、インド・ニューデリーにおいて日本留学説明会を開催した。第3回目となる今回は本学を含め日本国内の9大学と在インド日本国大使館がブースを出展した他、その他多数の大学や地方自治体が資料展示という形で参加。

 会場には過去最多となる約1,000名が来場し、日本の参加大学関係者による個別相談に加え、日本留学の意義を議論するパネルディスカッションが行われ、石原直紀・立命館国際部長より「日本とインド、そしてグローバル社会で活躍をする人材に育って欲しい」というメッセージが送られた。参加者が熱心に聞き入る様子が見られ、日本への留学に関する情報を発信する良い機会となった。



立命館ブースの様子


石原国際部長によるスピーチの様子

2013.09.11

安倍昭恵内閣総理大臣夫人がアブダビ首長国王立科学技術系高等学校 短期留学プログラムの修了式に来校

9月7日(土)、安倍昭恵内閣総理大臣夫人が立命館宇治中学校・高等学校において開催されたアブダビ首長国王立科学技術系高等学校 短期留学プログラムの修了式に参加した。修了式には在日本アラブ首長国連邦大使館、経済産業省、コスモ石油株式会社、アブダビ石油株式会社からの来賓、長田豊臣・学校法人立命館理事長など多くの関係者が出席した。

国際協力事業の一つとして学校法人立命館はコスモ石油株式会社、アブダビ石油株式会社と協働で2011年9月よりアブダビ首長国王立科学技術系高等学校(ATHS)において日本語教育プログラムを実施している。その活動の一環で、8月29日(木)からATHSの高校生14名が来日し、立命館宇治高等学校において日本語学習や生徒との交流、企業や立命館大学において最先端の科学技術の見学などを行う短期留学プログラムに参加し、9月7日(土)が修了式となった。

今回の安倍内閣総理大臣夫人の来校は2013年5月に安倍晋三内閣総理大臣がアブダビを訪れた際に、安倍内閣総理大臣夫人がATHSで日本語教育プログラムに参加する現地の女子生徒と懇談し、日本での再会を約束されたことから実現したもの。修了式のスピーチではアブダビと日本の生徒に向け、「皆さんがアブダビと日本のかけ橋になってほしい。それが世界平和にもつながっていく」と期待の言葉を述べられた。立命館宇治高等学校のチャールズ・フォックス校長は、「交通や通信の発展によって“小さく”なった世界でこの様な相互交流をすることはより良い世界を作っていくために不可欠である。出会いに感謝すると同時に、再び会えることを心待ちにしている」と挨拶。また、岡部敬一郎・コスモ石油株式会社名誉会長、長田理事長からはアブダビにおいて日本語教育プログラムを実施することとなった背景や生徒たちへの期待が述べられた。修了式終了後のアブダビの女子生徒との懇談会では、安倍内閣総理大臣夫人が「皆さんの夢は何ですか」と投げかけ、生徒は「世界で活躍するエンジニアになりたい」と述べるなど様々な意見交換が行われた。

修了式の後、アブダビと立命館宇治高等学校の生徒達が互いに別れを惜しみ、再会を約束して抱擁し合う姿なども見られた。

安倍昭恵内閣総理大臣夫人とアブダビの女子生徒の懇談

スピーチを行う安倍昭恵内閣総理大臣夫人

生徒と関係者による集合写真


学校法人立命館では、国際社会の発展に寄与する国際協力・国際貢献への取り組みを21世紀社会の中で教育機関が果たすべき役割と認識し、国際協力事業を学園の重要な柱の一つとしている。

2013年5月にはアブダビ首長国の文部科学省に相当するアブダビ教育評議会(ADEC)とコスモ石油株式会社、アブダビ石油株式会社と覚書を締結し、アブダビ首長国との教育連携強化を行うこととしている。

2013.08.23

JICA集団研修「歴史都市の保全・防災と文化観光への活用」を実施中

 8月19日(月)から9月20日(金)にかけて、立命館大学は独立行政法人国際協力機構(JICA)関西国際センターの委託を受け、「JICA集団研修:歴史都市の保全・防災と文化観光への活用」を実施している。
 本研修プログラムは、山崎正史・理工学部特任教授をコースリーダとして、開発途上国の文化財行政、都市政策・計画行政に携わる国家公務員、地方自治体職員を対象に実施。歴史都市の文化遺産の価値を適切に評価し、保全・防災の手法を踏まえて、歴史都市の持続的な発展に向けて、文化遺産保全や都市開発、観光開発に携わる行政機関および研究所の文化観光整備の能力強化を図ることを目的としている。

 2013年度はエジプト、エチオピア、コソボ、チュニジア、グルジア、ラオスより9名の研修員を迎え入れ、各機関、大学より歴史都市の保全、防災、観光それぞれの分野の専門者を招き、講義及びフィールドワークを実施している。研修団は、8月20日(火)は人と防災未来センターを見学し、8月21日(水)は神戸旧居留地を歩き、旧居留地の歴史、阪神淡路大震災後の町並み形成と安全な町づくりについて話を聞いた。また、8月29日(木)は宇治市、9月3日(火)は京都市においてフィールドワークを実施する予定。

カントリーレポート発表の様子


人と防災未来センターにて、ボランティアガイドによる液状化現象の説明



集合写真

また、本研修プログラムの最終日には、研修生によるアクションプランの報告会を予定している。

※本プログラムの前身は、2004年度まで「独立法人国際協力機構(JICA)大阪国際センター」が開発途上国研修員を対象として実施してきた「町並み保全の手法と運営コース」である。2009年度より「歴史都市の保全・防災と文化観光への活用コース」と名を新たにして、本学が引き続き委託を受けて実施しているものである。
(詳細:http://www.ritsumei.ac.jp/intl/program/hrd/jica_osaka.html/)

2013.08.07

ベトナム障がい児教育支援プロジェクト 現地セミナーを実施しました

7月25日~27日、7月30日~8月2日にそれぞれベトナム・ホーチミン市、ハノイ市においてJICA草の根技術協力事業「知的障がい児の就学率向上及び教育開発を支援するプロジェクト」のセミナーを実施しました。

このプロジェクトは、本学産業社会学部教授・荒木穂積のチームが中心となって2008年からJICA草の根技術協力事業の一環として行っているもので、ベトナムの知的障がい児教育分野における教員養成支援を行い、専門教員の障がい児教育プログラムの知識と技術の普及を促進させることを目的としています。

これまで、現地および日本で十数回にわたる研修会(セミナー)を実施し、参加したベトナム人の人数はのべ500人以上にのぼります。

今回の研修は今月末のプロジェクト終了を前に、最後のセミナーとなり、セミナー終了時には、これまで養成したベトナム人教員、専門家から荒木教授らに向けて5年間にわたる支援に改めて感謝の気持ちが述べられました。また、養成者のひとりからは、「先生にいろいろなことを教えていただき、障がいを持つ子どもたちの発達について理解を深めて、彼らにどのような教育をしていけばいいのか、自信を持って教育プログラムを作ることができるようになりました。今後は自分が講師となって今年中に自分の職場のスタッフ70名の方々を対象にセミナーを行うことを目標にしています。」とコメントがありました。

このプロジェクトが蒔いた種が、今後少しずつベトナム全土に広がり、一人でも多くの知的障がいを持つ子どもたち、その家族、教育者の力になることを祈ります。

プロジェクトの詳細はこちら

  

写真左: 保護者や先生から子どもの様子を聞く荒木教授
写真右: 研修参加者に囲まれる荒木教授

2013.07.31

夏季休館のお知らせ(京都国連寄託図書館・立命館大学国際協力資料センター)

京都国連寄託図書館・立命館大学国際協力資料センターは、8月10日(土)~8月18日(日)の期間、夏季休館とさせていただきます。


利用者の皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

2013.07.26

立命館インド・オフィスで邦人インターン生を受け入れました。

邦人インターン生

立命館大学は、G30プロジェクト採択大学としてインドのニューデリーにインド・オフィスを設置して以来、インドに於ける日印学術交流推進のハブとなるべく、留学生誘致や学術交流推進活動を行ってきました。同時に、在住邦人留学生のネットワーク拡大・強化も重要な課題として取り組んでおります。

その一環として、インド・オフィスは、去る6月24日から7月24日まで、デリー大学ソーシャルワーク学部修士課程の齋藤 隆太さんをインターン生として受け入れました。齋藤さんは、インターンシップ期間の課題として、インド各地に在住する邦人留学生の実態調査、問題・課題の洗い出しと解決策の検討に取り組みました。同時に日本留学フェア、インド・オフィス日常業務の体験などをしてインド・オフィスの業務を補助していただきました。

齋藤さんはインド在住4年目であり、多くの在印留学生とのネットワークを持っているので、インド・オフィスの在インド邦人留学生のネットワーク拡大・強化に貢献してくれました。インターンシップ課題の調査結果は本事務所にとっても大変有益なものとなりました。本事務所はこれまで日本から来るインターン生をサポートしたことはありましたが、当地在住の留学生をインターンとして受入れたのは初めてでした。今後も、日印学生交流促進活動の一環としてこのような活動にも取り組んでいきたいと考えています。

2013.07.26

ベトナム障がい児教育支援プロジェクト セミナー実施中

7月25日~27日にベトナム・ホーチミン市にて草の根技術協力事業「知的障がい児の就学率向上及び教育開発を支援するプロジェクト」のセミナーを実施しています。

プロジェクトマネージャーの荒木穂積教授(産業社会学部)ほか1名の日本人専門家がホーチミン市に出向き、現地の障がい児教育の専門家に対し3日間の研修を実施しています。研修参加者たちは、荒木教授チームが開発した発達のチェックリストの使い方を発達理論と共に学ぶと同時に、そのチェックの結果をどのように、知的障がいをもった子どもたちひとりひとりの教育内容につなげていくかを学びます。

荒木教授チームは7月28日にハノイへ移動し、ハノイ師範大学特別支援教育発達訓練センターにて同様のセミナーを行います。

プロジェクトの詳細はこちら

知的障がい児の就学率向上及び教育開発を支援するプロジェクト 01  知的障がい児の就学率向上及び教育開発を支援するプロジェクト 02

2013.07.26

国際協力・貢献HPをリニューアルしました。

国際協力・貢献HPをリニューアルしました。

2013.07.26

インドネシア政府防災研修(第3期)を実施

6月24日(月)から7月7日(日)にかけて、立命館大学のキャンパスや東日本大震災の被災地である岩手県、東京都で、「インドネシア政府防災研修(第3期)」を実施した。本研修は、インドネシア国家開発企画庁(BAPPENAS)からの要請に基づき、JICA円借款を活用し、2011年から毎年1回実施している。これまで50名の研修員を受け入れ、今回も行政官・大学教員など25名を受け入れた。

 6月25日(火)の開講式は衣笠キャンパス創思館カンファレンスにて執り行われ、小木裕文・立命館副総長による開講挨拶、服部健二・立命館副理事長による立命館災害復興支援室の活動紹介に続き、研修団団長で、国家開発企画庁のメイリー・ジョハール氏による研修に対する意気込みのスピーチが行われた。


 研修団は、7月1日(月)から3日(水)にかけて、岩手県遠野市、宮古市、釜石市、大船渡市、陸前高田市を訪問し、市長や復興担当行政官による講演、意見交換を行った。また、7月2日(火)の宮古市視察では、宗本晋作・理工学部准教授がゼミ生と建設した鍬ヶ崎地区の簡易集会所、ODENSE2号を見学し、民生委員や地元商店の方から、鍬ヶ崎地区の区画整備や防災マップ、ODENSEの活用方法などについて話を聞いた。

被災したたろう観光ホテルの前で


報告会で発表する研修員

今回の研修に参加した北スラウェシ地方開発企画局のエルビラ・メルシー・カトゥーク氏は「今回の研修を通じて、コミュニティを巻き込み、その街に住む人々が防災計画へ関与することの重要性を学びました。インドネシアに帰国後は、住民への啓蒙活動を行い、住みやすい街づくりを進めたいと思います」と語った。

 7月6日(土)に2週間の研修を振り返った報告会を立命館東京キャンパスにて行い、翌7日にはインドネシアに帰国した。研修員は帰国後、日本で学んだことを、それぞれの立場から活かし、インドネシア国内における防災政策の強化に励むこととなる。