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2013年10月01日

作家クリストファー・ロイド氏の講演会を開催

9月27日(金)と28日(土)の両日にわたり、世界的ベストセラー「137億年の物語」の著者であるクリストファー・ロイド氏の講演会が開催された。

27日(金)は、衣笠キャンパス創思館1階カンファレンスホールにおいて、産業社会学部メディア社会専攻企画として、同専攻所属の学生を対象に講演会が行われた。講演の中でロイド氏は、ご自身の育児経験をもとに「画一的なテストで縛る教育は、子どもたちの学ぶ意欲を減退させ、教育成果を上げることは出来ない。より大きな教育成果を上げるためには、人類の進化の歴史に学び、脳を中心とした学ぶ機能を司る器官がどのように発達し、今どのように機能しているのかを知り、そのことを踏まえた学習方法を追求し、実践することが重要だ。特に手を使って『書くこと』は重要。手は脳の延長であると認識すべきだ。これは大学生でも同じである。」と述べた。そして、ビッグバンから現代に至るまでの宇宙の歴史と地球上の自然と生物・人類の歴史をまとめた年表に、今回、東日本大震災を書き加えたことについて言及し、「東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故は地球史上の大きな出来事である。今後も他の生物への影響などに注視していきたい」と述べると共に、「日本は、歴史的に自然と新しい科学技術の開発を共存させてきた国である。この経験をいかし、今後、日本がサステナビリティー社会を構築していくことに期待し、注目していきたい」と括った。

産業社会学部メディア専攻企画で講演するロイド氏

白川文字がデザインされた扇子を手に講演するロイド氏


28日(土)には、立命館中学校・高等学校のプレゼンテーション・ルームにおいて、立命館高等学校の生徒31名を対象に講演会が行われた。国際交流経験豊富な生徒たちは、質疑応答等、終始ロイド氏と英語でコミュニケーションし、講演終了後も自身の電子辞書にサインを依頼する等、交流を楽しんでいた。講演会冒頭に生徒代表で歓迎のスピーチをした加藤連芽さん(3年生)は、「まるで引き込まれるような興味深い内容のスピーチでした。私もプレゼンをする際にはロイドさんのように堂々と自身をアピールできるようになりたいと思いました」と感想を述べた。

なお、講演会終了後は、同じく3年生の岡本紗也加さんと上南静佳さんが、ロイド氏を学校近隣の伏見稲荷大社に案内。「千本鳥居」や「神楽」を見学し、ロイド氏は京都の歴史文化を満喫されていた。