立命館大学ワシントンDC事務所
主な活動・事業内容
米国内の優秀な学生や研究者等への立命館大学の教育・研究に関する情報発信および本学と米国の大学・研究機関等との研究連携を推進する拠点として、2020年3月にワシントンDC事務所を開設しました。また、アメリカン大学・立命館大学国際連携学科のジョイント・ディグリー・プログラムで学ぶ学生など、アメリカン大学で学ぶ本学の学生への支援や教育・研究交流の更なる推進、校友会の活動支援などを行います。
オフィスの概要
- 名称:
- 立命館大学ワシントンDC事務所 (Ritsumeikan University Washington, D.C. Office)
- 住所:
- 1875 K Street NW, Suite 422, Washington, D.C. 20006, USA
- 担当者:
- 粟津 愛実
- 設備:
- オフィススペース、ミーティングスペース等
ワシントンDC事務所
ミーティングスペース
執務スペース
沿革
2020年03月02日 |
立命館大学ワシントンDC事務所を開設 |
連絡先
- 住所:
-
1875 K Street NW, Suite 422, Washington, D.C. 20006, USA
- 携帯番号:
- +1-202-361-7508
- E-mail:
-
- dc-usa@st.ritsumei.ac.jp


日本は過去、敗戦や天災など数々の試練を乗り越えながら、世界有数の経済大国へと成長して参りました。西ヨーロッパにおける英国がそうであったように、日本はアジア諸国の中でいち早く近代化を果たし、科学技術のもたらす恩恵を駆使してきたのです。
そして21世紀の現在、世界の趨勢を見れば、日本の高等教育機関にとって国際化することはもはや避けて通ることはできませんが、日本政府は2009年に“グローバル30”プロジェクトをスタートさせました。このプロジェクトは、日本の大学の国際化を促進することにより教育の質をさらに向上させて、世界における競争力を高めることを目的としています。そのために、将来的には海外からの留学生を30万人受け入れ、また、日本の大学生の留学を後押しし、研究者たちの世界レベルでの交流を推進することなどが盛り込まれています。立命館大学は、グローバル30プロジェクトの最初の13校の採択校の一校として選ばれました。
グローバル30プロジェクトは、立命館英国事務所の設立を促す原動力となりました。しかし、その背景には、立命館の創立以来140年にもわたって脈々と受け継がれている、国際化への取り組みがあるのです。
英国は、世界で二番目に海外からの留学生が多い国です。この国へやって来た留学生たちは、英国の洗練された文化と成熟した社会に魅了されることでしょう。英国は近代大学制度のパイオニアでもあり、全世界の大学の国際化の先頭に立っています。また、英国の大学は研究分野においても最先端にあり、ここで行われている自由で大胆な精神にあふれた多様な研究には、日本を含め世界各国が参加しています。
このような国、英国に、そしてロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)に立命館英国事務所を設けられたことは、総長として喜びに堪えないものであります。