災害復興支援事業

インド洋大津波災害復興支援事業

Indian Ocean Tsunami Disaster Relief

スリランカ植樹式

事業背景

2004年12月26日に発生したスマトラ沖地震とこれによるインド洋大津波災害は、未曾有の被害をもたらしました。学校法人立命館では直接的な被害者はいませんでしたが、今次被災国となった地域から多くの学生・教職員が学び、教育研究活動に従事しています。

学校法人立命館は、21世紀における教育機関の歴史的・社会的使命として、国際社会とりわけアジア太平洋に対する国際貢献に力を入れています。その取り組みの一環として、2000年4月1日には「自由・平和・ヒューマニズム」、「国際相互理解」、「アジア太平洋の未来創造」を基本理念として、立命館アジア太平洋大学を設立しました。

このことから、学校法人立命館は日本国内の教育機関と比しても特段に、この大災害を乗り越えるための取り組みを行う必要があると考えました。

  • インドネシア再建小学校で学ぶ児童 インドネシア再建小学校で学ぶ児童
  • スリランカの子どもによる歓迎 スリランカの子どもによる歓迎
  • インドネシアの小学校再建現場 インドネシアの小学校再建現場

事業概要

  1. 被災地域の学校再建を支援する
  2. 復興のための人材育成を支援する
  3. 国際シンポジウムを開催する

以上の3本の柱からなる具体的な行動を、広く学内外からの支援と協力を得ながら、実施しました。

被災地の復興には長期的視点が必要であると考えます。学校法人立命館では引き続き、教育機関としてとりわけ「人づくり」の観点から貢献していきます。

対象国 インドネシア
活動目標 小学校校舎再建、保育園兼集会場建設
経緯 2004年のスマトラ沖地震でインドネシアに対する支援を表明していたものの、被災地アチェの政情不安により支援の糸口がつかめない状況にありました。そのような状況の中、2006年5月27日に、インドネシアジャワ島中部地震が発生しました。
ジャワ島中部地震の被災地であるジョグジャカルタと立命館大学の間には長く交流があることを踏まえ、ジャワ島中地震に対する支援を行うことを決定しました。
活動詳細 2006年8月に現地調査を実施し、ジョグジャカルタ特別州の中でも、最も震災の被害が大きく貧困地帯とされているバンドゥル県グオサリ村カラキジョ地区にある、カラキジョ・ムハマディヤ小学校校舎再建、保育園兼集会場の建設資金補助を行いました。
2006年12月に地元の教育委員会主導によって再建が開始され、2007年3月に完成しました。
学生との協同 小学校再建以降、学生団体「国際部国際協力学生実行委員会(CheRits)」が継続的に現地支援活動を行っています。毎年夏春の2回現地へ渡航し、教育支援・防災教育・地域コミュニティ支援を実施しています。
詳細は「国際部国際協力学生実行委員会(CheRits)」ホームページをご覧ください。
CheRits Facebook
対象国 スリランカ
活動目標 小学校再建
経緯 2005年10月に、スリランカ南東部のPotuvillにあるAL-AQSA VIDYALAYA SCHOOLを対象支援校として選定しました。AL-AQSA VIDYALAYA SCHOOLは海岸近くに校舎が建てられていたため、大津波により校舎・グラウンドが共に全壊しました。また、この学校に通う生徒・保護者の多数が命を落としました。学校法人立命館はAL-AQSA VIDYALAYA SCHOOLの要請に従い、講堂建設及びグラウンド整備の支援を決定しました。
活動詳細 国際協力NGO「荷車の会」の全面協力を受け、2006年8月に建設工事がスタートし、2007年2月に完成しました。
再建後、本学園学生が現地を訪問し、被災児童や地域住民との交流活動を実施していましたが、スリランカの治安情勢に鑑み、現在は継続的な活動は行っていません。