受託研修事業

スリランカ観光セクター開発事業(TRIP)

JICA funded Tourism Resources Improvement Project (TRIP)

現地でのレクチャー

プログラム背景

2009年、約20年間にも渡るスリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ (LTTE) による内戦が終結しました。2002年の内戦の停戦合意以降、スリランカへの海外からの観光客数は急増し、2004年には57万人、2002年の約2倍に達しました。スリランカにおいて、観光セクターは外貨獲得及び雇用創出の面から、その経済発展において重要な役割を果たしています。それを受け学校法人立命館は、スリランカ経済開発省との間で業務委託契約を締結し、2011年3月から2013年3月まで、JICA円借款事業「観光セクター開発プロジェクト(Tourism Resources Improvement Project, TRIP)・人材開発プログラム」を実施しました。

  • スリランカホテルスクール関係者゚ スリランカホテルスクール関係者
  • 現地講演 現地講演

プログラム概要

このTRIP人材開発プログラムは、スリランカが外国人観光客、特に日本をはじめとする東アジアからの観光客を受け入れることにより、人々の所得水準を向上させ、貧困を軽減させることを目的としています。

具体的には、観光業に関わる質の高い人材育成のための教育・研修・カリキュラムの開発、スリランカの観光人材、とりわけホテル等で働く人材の養成機関であるSri Lanka Institute of Tourism and Hotel Management(以下、SLITHM )の力量向上を目的としました。

対象国 スリランカ民主社会主義共和国
対象者 スリランカ経済開発省直轄国営ホテルスクール
Sri Lanka Institute of Tourism and Hotel Management
教員及び観光業界従事者(ホテル・旅行業界等)
期間 Phase 1:2011年3月-2012年5月
Phase 2:2012年6月-2013年3月
業務内容
[Phase 1]
  1. SLITHMの主要11分野のカリキュラム、教員用指導マニュアル、学生ハンドブックの開発(教育方法・評価方法含む)
  2. 海外専門家によるSLITHMでの指導者研修(7分野)
  3. 海外専門家によるスリランカでの観光業界従事者(ホテル・旅行業界等)の選抜研修(4分野)
  4. 観光政策・マネジメント・観光セクター開発・地域観光振興・観光情報システム導入等に関するアドバイス
[Phase 2]
  1. UNWTOに基づく認証取得に照らした機関監査・ギャップ分析
  2. 職業能力基準の開発と認証取得支援
  3. 主要部署(カリキュラム開発ユニット、キャリアガイダンス&カウンセリングユニット、品質保証ユニット)の設立支援
契約金額※ Phase 1:110,748,077円
Phase 2:39,901,600円
運営体制 主管:立命館大学国際協力事業課
プロジェクトディレクター:学校法人立命館 副総長・政策科学部教授 モンテ・カセム
プロジェクトコーディネーター:立命館アジア太平洋大学太平洋学部 マルコム・クーパー教授
[Phase 1プロジェクトチーム]
  • 立命館アジア太平洋大学
  • 立命館大学
  • 香港理工大学
  • ザルツブルク応用科学大学
  • ウィリアムアングリスインスティチュート
  • プリンスホテルグループ
  • 鶴雅グループ
  • 首都大学東京
  • 京料理 木乃婦

※ 契約金額、運営体制についてはプロジェクト期間中の役職名にて記載。