IR Fellows
立命館大学 国際関係学部 国際関係学部 校友会
 立命館大学国際関係学部 校友会 校友会業種別懇談会 #1「コンサルティング業界懇談会」
前の記事 次の記事 一覧
 page 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
(10)国際関係学部生へのメッセージを
 
萬谷・・
コンサルティング業界というと、外資もかなり入っているので国際的なイメージがあったのですが、今日お話を聞いていると、まだまだ業界全体において国際化の余地があると感じました。そうであれば、国際関係学部の学生が役割を果たしていける部分が大きいと思うのですが、いかがでしょうか。
   
森田・・ バックパック背負ってどこかに行ってしまうとか、英語に対して抵抗感がないとか、そういう他のところから見ると豪快な人たちが集まっている国際関係学部というのは、言語的にもマインド的にも活躍の場がたくさんあるんじゃないかなと思います。
   
内田・・ 先ほど述べたとおり、コンサルティング業界は世界にグローバルに出ていくというのが将来、勝つ唯一の方策なのかなと思います。その時に必要なのは、グローバルな人材で、国関の人材というのはそういったグローバルで活躍できる人材になりえる素養を持った人が多いというのはあり得ると思いますね。
   
渡邊・・

お客様が日本にいても海外にいても、実際に私たちが新しくプロジェクトに配属されるときって、知っていることをやりにいく訳ではなくて、プロジェクトに入ったら何も知らない状態で入ることも多いんですね。それをどうするかというと、資料を上げるから読んで、慣れて、なんとかやってくれという、そういうやり方になってしまうので、そういうところに物おじせずに行ける人、いざ実際に行って対応できる人、適応できる人、そういう部分で能力の高い人が絶対に必要だし、そういうところがあればこそ成功できると思うので、そう言う意味では国際関係学部の人間はそういう人が多いのかなと、学生時代の経験からしてみると、あるのかなと思います。

 
懇談会を終って
この懇談会に参加させていただき、とても参考になるリアルなお話をたくさん聞くことができました。コンサルタントを目指すものとして、同じ大学、同じ学部の先輩たちがその第一線で活躍されていることに勇気付けられました。

コンサルタントを目指す学生の誰もが陥りがちなのは、その言葉の響きでとりあえずかっこいいと思ってしまうことだと思います。私も、バリバリ仕事ができて効果的な提案ができるコンサルタントって格好いい!と思ったからこそ、目指しているのだと言えます。しかし今回4名の方のお話を聞いて、泥臭く着実に、かつ大量の仕事をやってはじめて独自の専門性を身に着け、そしてお客様と真摯に向き合わなければならない厳しい仕事なのだと思いました。ただ、その厳しい仕事をかいくぐってきた皆様はとても魅力的で、同じ学部の後輩として誇らしくも感じました。

このような座談会の企画はこれからも続いていく予定です。現在厳しい就職状況ですが、2・3回生の皆様も、学部の中で自分を成長させることができるこのような魅力的な機会を是非活用し、理想の将来を掴んでください。

国際関係学部の諸先輩方に負けないぐらい、私もこれから社会で活躍していきたいと思っております。今回は貴重な機会を頂きありがとうございました。

萬谷 多喜恵

 
 
← 前のページ | page1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | 次のページ →