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 立命館大学国際関係学部 校友会 校友会業種別懇談会 #1「コンサルティング業界懇談会」
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(8)今後の夢、聞かせてください
 
萬谷・・
今後の夢を聞かせてください。最終的ではなくても、とりあえず自分はこういうコンサルタントになりたいのだとか、自分はこういうふうになりたいとか。
   
中野・・ コンサルタントとして独立。
情報をインプットできる時間的余裕をつくりたい――

私自身は以前から独立したいなと思っています。最近はコンプライアンスが言われるようになって、独立しても同じコンサル稼業を続けることが難しくなってきていますが、それでもやりたいなと。コンサルとして独立して週に3日ぐらいコンサルの仕事をしていれば生活できるような、そういう日々を送りたいなというのが私の夢ですね。残りの週4日のうち2日は余暇、2日は情報収集、つまりインプットですね。通常は週5日稼働しないといけないから疲れるし、次の新しい仕事への準備ができず、自分の意思で仕事を選ぶ機会を持てない。インプットする時間をつくれるような生活をして、長く仕事ができればなと思っています。

   
内田・・ サッカーチームを持ちたい。
近い目標は、とにかく今の仕事をやり切ること――

夢ということであれば、サッカーチームを持ちたいですね。フランス2部とか。どうやったら良いかというところを妄想しているところですが。

近いところで言えば、今の会社のビジョンというか経営計画を立ててやり切るというのが目標なのですが、後は走るだけ。これは、夢ではなく、見えている部分であって目標なので、走っても走っても見えない夢と言う定義でサッカーチームの話をしてみました。

   
渡邊・・ IT系以外のコンサルティングを経験してみたい――

そうですね。あまり先のことを考えない人なのですが、今の仕事を3年やってきて飽きたので、違う所にいきたい。それは会社と別の話になるのですが、ITをずっとやってきたので、ITではないこともやってみようかなと。入社当初は「IT、IT」と言っていたのですが、今はあえてITを触らない部分の仕事がどういうものなのか経験したいと思っています。それをやった上で、先にどうするかと言うのは考えていこうかなと思っています。

   
森田・・ 日本の子どもの競争力を高めたい――

人生でひとつ確実にやりたいことは自分の子供をきちんと育てること。やっぱりこれは、本能なのか分からないけど、それはコンサルティングとかあらゆる仕事よりもよほど難しいのではないかなと思っています。自分の遺伝子を受け継いだものを奥さんと一緒にきちんと育てて、立派に育ってくれるというのは一番重要なことではないかなと。これは絶対やり遂げたい。

もうひとつは、将来的に日本の子どもの競争力を高めたいと思っています。海外に研修へ出るとそもそものマインドが日本人とは違うと感じますね。日本人って海外、例えば日本のアクセンチュアの人間って日本のお客様で、日本で仕事をしているんですね。もちろん、いくつかグローバルな案件はあるのですが、海外のアクセンチュアの人間ってインド出身の奴がオランダに行った、フランスに行ったと、グローバルな仕事、グローバルな企業を相手にしている。やっぱり視点が違う。その土壌には英語、語学もあるし、マインドもある。そういうのを育てていこうと思ったら、そもそも人格が形成された大学、二十歳では遅いし、それは高校、中学とかそんなレベルではない。というのも英語って中学からずっとやってきているのに、全然喋れないじゃないですか、日本人って。にもかかわらず、海外の人たちと伍してやらなければいけない状況があるから、どこを正すのかというと、小学生よりもっと小さいところからなんじゃないかとぼんやり思っています。でないと日本はもう耐えられなくなってしまうので、例えば2030年とかにどうなっているか分からない。そこを何かしらできれば良いかなと思ってます。夢はやっぱり子供がらみですかね。

 
 
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