織田:まずこれまでどんな仕事に携わってこられたか、そして現在どんな仕事を担っておられるのか、お聞かせください。
半導体部門で海外営業を担当
岩屋:私は入社以来、東芝の半導体部門で海外営業を担当しています。現在は欧州大手企業2社を担当しています。
競争の厳しい国内営業を希望
八木:私は空調営業本部という国内の営業部門で働いています。これまで従事してきた主な仕事は、国内にある販売代理店の支援や、新商品の販売立ち上げなど。いずれは海外事業に挑戦したいと思っていますが、入社時には国内営業を希望しました。世界を見渡しても、市場競争がこれほど激しい国は日本のほかにありません。海外では大手3、4社が競合している国が多いですが、日本の場合、家庭用エアコン市場では10社近くがひしめき合っています。入社して即海外事業に関わる道もありますが、私は厳しい国内市場でメーカーで働く人間としての知識とノウハウを身につけてから海外市場にチャレンジしたいですね。
関係会社への出向や海外赴任も経験した
日下:IHI入社後の配属は、エネルギー・プラント事業本部 環境・プラント事業部 管理部 企画グループで、業績管理を担当しました。事業部では、LNGや医薬プラントの設計から調達、建設、そして、アフターサービスまでを担っています。4年目に、プロジェクトの契約管理を担当する部署に異動。その後もいくつかの部署を経て、2009年11月、関係会社に出向しました。2011年7月にIHIに復帰し,トルコで海外工事のアドミニストレーション業務に携わりました。現在は主に事業計画を担当しています。
環境プラントやコンプレッサの営業を担当
福島:入社して最初の配属先は、横浜にある環境プラントシステム事業部でした。環境プラントの受注営業・受注後対応営業を担当し、約3年半の間、CO2を集めて地中に埋めるためのプラント建設の営業に携わりました。昨年末にグループ会社の三菱重工コンプレッサに異動になり、現在はLNGプラント向けにコンプレッサの営業を担っています。
配属されて経理の仕事のおもしろさを知った
藤堂:私は経理部に所属し、財務会計を担当しています。各部門の経理処理が正しく行われているかを日々確認するほか、税務調査の補助も行っています。入社当初は海外営業を希望していましたが、この部署に配属されて経理の仕事が自分に合っていると気づきました。仕事をすればするほどおもしろくなって、働きながら簿記の専門学校に通い、専門知識を深めてきました。今は経理専門としてもっと力をつけたいと思っています。
経営管理や事業計画の策定など事業企画に携わる
木全:私は入社してから、リチウムイオンバッテリーの経営企画や事業管理を担当しています。2年目の夏、部門ごと本社から福島県郡山市の事業所に移転となり、部門のメンバー全員で一緒に福島県へ。現在は、携帯電話やタブレット、ノートパソコンなどに搭載されているリチウムイオンバッテリーの商品企画やモデルの採算管理、ビジネス全体の事業企画、事業計画の策定などに携わっています。 |