在学生が語る4年間

座談会「国際関係学部の4年間の学び」

プレゼンテーションやディスカッション
「主体的な学び」を身につける基礎演習

基礎演習
岡安
大学では、高校までとは学ぶ内容はもちろん、学び方も一変します。まずそんな「大学の学び」の基本を身につけるのが、「基礎演習」です。
藤田
30名程度の小集団授業で、高校のクラスと似た雰囲気。その中で、グループに分かれてさまざまなテーマについて調べたり、初めてプレゼンテーションやディスカッションにも挑戦しました。異なる考えを持つ学生同士が議論を交わしながら意見をまとめ、一つの結論を出すのがいかに難しいか、身をもって学びました。
清水
同感です。とりわけ利害の異なる国際関係においてはほとんどが「正解のない問題」です。それに対して一つの答えを導き出していくことに、とても苦労しましたが、悪戦苦闘する中で国際関係に対する「見方」「視点」を養えたなと思います。僕らのグループが取り組んだテーマは「国際離婚に伴う親権問題」について。最初はみんなの前で自分の意見を述べたり、他の人と議論することにもためらいがありましたが、回数を重ねるうちにだんだんできるようになるものです。秋に行われたプレゼンテーション大会では、チームで優勝することができました。
濱邉
私のグループは、「性マイノリティの人権問題」がテーマでした。グループのメンバーには韓国からの留学生もいて、日本人の視点とは異なる意見を聞けたこともおもしろかったですね。
阪上
僕の所属するGS(グローバル・スタディーズ)専攻では、「基礎演習」も英語で進められます。留学生の多くはプレゼンテーションやディスカッションに慣れているので、毎回、教室全体で意見が飛び交い、熱気にあふれていました。その中で僕自身も積極的に意見を言う姿勢が自然と培われました。
岡安
グループ内で各々が調べる範囲を決めても、期日までに調べてこない人がいたり、みんなで力を合わせて一つのアプトプットを出す難しさも感じましたね。
清水
そういう時、助けてくれたのが「基礎演習」をサポートする大学院生のチューターでした。レジュメの作り方を教わったり、プレゼンテーションを聞いてアドバイスをもらったり。本当に親身になってくれました。
藤田
チューターのように、学生同士が学びをサポートし合う仕組みが立命館大学にはたくさんあります。オリター団もその一つです。僕は1回生からオリター団に所属。「基礎演習」に参加し、1回生の学びをサポートする他、2年目からは団長としてオリター団の企画・運営にも携わりました。「IR(国際関係学)専攻とGS専攻の学生が仲良くなろう」と企画し、大縄跳び大会を実施したことは、思い出深いですね。
岡安
私は2年間、留学生寮で生活し、留学生の生活をサポートする活動に取り組みました。世界各国から来た留学生との共同生活は、思っていた以上に驚きの連続でした。生活習慣も、宗教や志向も多種多様。彼らと生活を共にする中で、たとえ自分とは違っても、多様な価値観を受け入れられるようになりました。