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JDP Campus Life

留学生に囲まれた環境で
刺激を受けながらアクティブに学ぶ
2回生海堀 亜美さん

Episode01 入学前

多様な視点から
世界を捉える学び・環境を求めて

私がJDPを志望したのは、高校生のころに行ったインドネシア研修旅行がきっかけです。現地で貧困問題や環境問題を目の当たりにしたことで、大学では国際課題に関する学びに取り組みたいと考えるようになりました。先生に相談したところ、立命館大学国際関係学部を勧められました。

高校ではグローバルラーニングコースに在籍していたため、海外の学生とポスターセッションなどをする機会はありました。しかし、日本での生活しか知らない私は、自分の視野の狭さに自覚があったのです。国際関係学を学ぶには、学修面だけでなく、日常生活のあらゆる場面において国際的な視点を持つ必要がある。2つの都市に拠点を置きながら学び、身近に外国人留学生がいて学生生活を共に送ることのできるJDPこそ私の求める環境だ。そう考え、JDPへの挑戦を決意しました。

Episode02 JDP在学中

大切なのは、
相手に伝えようとする姿勢

これまで受けた授業の中では、「Japanese Culture」という講義が印象的です。最初は日本にいながら日本の文化を学ぶ意味をきちんと理解できていませんでした。しかし実際に授業を受講してみると、アメリカ人の先生が海外からの視点で日本文化を読み解いていく内容で、その捉え方の違いが非常に興味深かったです。他にも日本の社会や文化、歴史を見つめ直し、これまで勉強してきたこととは全く異なる側面から知見を深めていくような授業が多く、考え方の転換や視野の広がりを実感しています。

グローバルな環境に身を置いて学んでいますが、英語力にはまだまだ自信がありません。授業を一度受けただけでは理解できないこともあり、オフィスアワーで先生に質問をして疑問を一つひとつ解消しながら学びに励んでいます。国際関係学部にいる留学生にもフレンドリーな人が多く、こちらの伝えようという気持ちを汲んで拙い英語でも理解しようとしてくれます。英語力はもちろん必要不可欠なスキルですが、それ以上に大切なのは、主体性や積極性です。JDPでの経験を通して、世界の人々と理解し合うための姿勢が養われたと感じます。

文化の街・京都から 政治の中心・ワシントンへ

立命館大学での1年半は、紛争解決や平和に関わる分野を主専攻に設定し学んできました。他方で、映画などのメディアにおける人種やジェンダーの表現についても興味があるので、今後はその2分野を追究していくつもりです。また、アメリカン大学での学びを通して、柔軟な思考ができるようになりたいと思っています。学びが高度になるにつれて、考え方に偏りがあると理解が深まらないことも出てくるでしょう。留学生や帰国子女の学生は、広い視野で柔軟に物事を捉えている人が多く、いつも刺激を受けているので、私も多角的なものの見方を身につけることを目指しています。

文化の街・京都で学んだ経験を生かし、政治の中心であるワシントンで学ぶことが今から楽しみでなりません。国際関係学というダイナミックな学問をより立体的に捉えることができるのでは、と期待しています。

COLUMN

授業紹介 Japanese Culture

JDPではこの科目を「コーホート科目」として位置付けており、RUホームの学生とAUホームの学生のみで1つの小集団クラスを編成、「日本の文化」について日米双方の学生の視点からディスカッションを行います。

「日本再発見」~自分の国を正しく知ることが国際化につながる~

Episode03 将来

人種や国籍、言語の壁を超える
アクティブな人を目指して

私は人と話すのが好きなので、将来は、人種や国籍、言語に関係なく誰とでもコミュニケーションを取れるアクティブな人になりたいです。具体的なキャリアプランはまだ描けていませんが、JDPでの学びを活かせる仕事がしたいと考えています。

1年半の学生生活を振り返ると、これまでの人生で最も忙しい日々だったと感じる一方で、その大変さを超える楽しさや充実感があります。JDPでどんなことにも積極的に挑むことができるのは、周りの人たちが私の挑戦を自分ごとのように応援してくれるから。フレンドリーで頼もしい友人と親身になってくれる先生に囲まれて、学びへのモチベーションも上がります。

いきなりグローバルな環境へ身を投じることに不安な気持ちはもちろんありました。しかし、不安を乗り越えて挑んだ先には、以前の自分では見ることのできなかった世界が広がっています。やらずに後悔するくらいなら、挑戦する。この姿勢を大切にしながら、これからも多くの挑戦に向き合っていきたいです。

2021年7月28日取材