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プロフェッショナルワークショップ(ジャーナリズム) クリエイティブディレクターによるゲストレクチャーを開催

520日、国際関係学部では、プロフェッショナルワークショップ(ジャーナリズム)コースに福島美生虎舟氏をゲストスピーカーとしてお招きした。福島先生は、株式会社アサツーディ・ケイでクリエイティブディレクターを務めていた方で、現在は芸術家兼、講師として活躍しておられる。漢字の古代文字を用い、文字とペインティングの垣根を越えて表現する書道が福島氏の作品である。


福島氏は長く広告の仕事に携わっており、株式会社アサツーディ・ケィに勤めていた際には、立命館大学のコミュニケーションマーク「R」のデザインの監修にも携わられた。ワークショップで学生達は「コミュニケーション」と「書道」の二つのテーマを融合し、ごく限られ、シンプルに集約された中で、伝えたいイメージをどのように表現するかについて取り組んだ。-テレビコマーシャルはわずか15秒程度だが、福島氏によるとそんな短時間でも多くを伝えることができるという。


セッションはまず、「伝える」ことと「伝わる」ことの違いやテレビを通して視聴者にメッセージを伝える際、何が障害となるのかについてのディスカッションから始まった。(視聴者は、興味を持っていないかもしれない、何か別のことに気を取られているかもしれない等)福島氏によると、この際、有効なコミュニケーションの鍵となるのは、不必要なものを取り除くこと、それから内容を簡潔にし、散漫な注意を引くことだそうだ。福島氏からこれまで携わった宣伝活動についての話を聞いた後、学生達に想像上のお酒やワインのメーカーを想定し、そのメーカーを象徴する漢字を選ぶ課題が出された。


意味があり、見栄えがよく、且つ伝えたいイメージを象徴する漢字を選ぶことは容易ではなかったが、取り組み始めると学生達は創造的な側面を見せ、福島氏のアドバイスや励ましのおかげで、全員が時間に見合う作品を作ることができた。そして、そのうちのいくつかは、本当にすばらしいものとなった。


 

プロフェッショナルワークショップ(ジャーナリズム)は、実務経験豊富な講師によるキャリア開発科目です。


プログラムのURL

https://www.ritsumei.ac.jp/ir/education/professional-journalism.html/



福島氏の展示会が渋谷の東急文化村で201662329日の日程で開催されます。


福島氏展示会URL


http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/box_160623fukushima.html