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[ニュース] プロフェッショナルワークショップ(メディア) ロイター通信 シニアプロデューサーを招聘 

6月17日、国際関係学部は、プロフェッショナルワークショップ(メディア)コースに東京ロイタービデオニュース、シニアプロデューサーのOlivier Fabre氏をゲストスピーカーとして招聘し、特別講義を実施しました。

Fabre氏は、はじめに、普通にニュースを見るだけでは分かりにくいメディアの役割や、ロイターのようなメディアが配信するニュースがどういった場所で視聴されているか解説するとともに、報道番組から、特に若い人にとって通常の情報源となりつつあるFacebookのような新しいソーシャルメディアまで、私たちが情報にふれる機会が多様であることを説明されました。

続いて、Fabre氏自身がこの数年間でどのように仕事の環境変化したかについて説明され、多くの変化の背景には、テクノロジーの急速な発達とそれに伴うオンラインプラットフォームの成長、そして、ウェブとネットワークテクノロジーの急速な発達とそれらを駆使した記事の情報収集や配布の方法への移行があること、特に急速な発展をしているのが「ライブニュース」と呼ばれる分野で、今現在起こっている出来事の報道は、以前なら複数名のスタッフチームと様々な大型の高額機材が必要であり、今では軽いカメラをかついだカメラマン一人と小型の装置で全てが行うことができるようになった現状について指摘された。

Fabre氏が通信社とジャーナリズム、新聞と放送ジャーナリズムの違いについて説明し(上記の間には違いがほとんど見られないこともある)、学生達が質問をした後、セッションは日本や海外の報道業界での雇用の見通しについてのディスカッションがおこなわれ、ゲストレクチャーは終了しました。

<Olivier Fabre>

Fabre氏の報道のキャリアは、学生時代の日本経済新聞ロンドン支社でのアルバイトにはじまる。90年代半ばから東京を拠点に移し、現在は赤坂の日本ロイター社からビデオニュースを配信。近年のメディアを取り巻く環境やテクノロジー、制作技術が発達する中で、ニュースの最先端で活躍されている。

プロフェッショナルワークショップ(ジャーナリズム)は、実務経験豊富な講師によるキャリア開発科目です。

 

 

 

 

プログラムのURL

 

https://www.ritsumei.ac.jp/ir/education/professional-journalism.html/外部リンク