学部長メッセージ

Yoshio Nakatani

仲谷 善雄

立命館大学 情報理工学部 学部長

仲谷 善雄

目指すのは、最先端のITを支える仕組み作り。
情報理工学の視点で社会を豊かにする技術を開発する。

情報理工学部は2004年、ITに関わる幅広い領域を網羅する国内でも最大規模の情報系学部として設立しました。ICTはめざましいスピードで進化しており、いまや私たちはITがなければ一日も立ち行かない世界に生きています。エネルギーや交通といったインフラから自動車や家電製品、身近にある携帯電話まで私たちを取り巻くあらゆるものはICTなしには成り立ちません。こうした社会で、これまでの世にない新しい技術や仕組みを生み出し、未来の社会を創っていくことが、情報理工学部の使命です。国内でも指折りの高い研究力が、それを可能にしています。

インターネットを介して世界中に情報が広がる今、新しい技術や製品をつくるためには、日本だけでなく多様な国々の文化や思想、宗教、習慣を知り、世界からニーズを掘り起こす必要があります。そのために不可欠なのが英語運用能力です。情報理工学部では、英語で授業を受ける英語専修コースを設置するほか、技術的な内容を英語で議論できる能力の修得を目標に理系のための英語プログラムを充実させています。

また最先端のICTを英語で学ぶ学部独自の海外IT研修制度をつくり、アメリカ、オーストラリア、インド、中国などに学生を派遣する一方、中国の大連理工大学との共同学部を設立したのをはじめ、海外の多くの大学と提携し、留学生を受け入れています。学生たちはそうした多文化が豊かに共生するキャンパスでICTを学んでいます。

また情報理工学部の特長は、実社会とつながっているところです。ネットワークセキュリティや観光客防災などの研究領域で行政と連携するほか、医工連携によるロボティクスや医療に役立つ技術開発、新しいコンセプトのアプリケーションの開発など、社会と関わりながら世界にインパクトを与える研究に取り組んでいます。こうした幅広い領域をカバーすると同時に重視するのが、その基盤となるITの基礎知識と技術の修得です。

そのため1回生で全員が情報理論、計算機何学、論理回路、数学といった計算幾科学の基礎の知識と技術を修得します。 2017年度、情報理工学部はめまぐるしく変化するICTの世界に対応し、今まで以上に多様な学びを可能にするため、英語専修の情報システムグローバルコースと6つの専門コースの7コース制を導入します。今後も高い専門性と世界に通じる国際性を備え、次代に新しいITを創造する技術者を育てていきます。