教員紹介

教育開発推進機構 教授
薄井 道正(うすい みちまさ)

教育開発推進機構 教授
薄井 道正
(うすい みちまさ)

県立高校(滋賀県)で33年間、附属中学校・高校(立命館守山)で4年間、私は一貫して中等教育の現場に身をおいてきました。その間、教科教育(国語教育)においてはもちろんですが、進路指導やキャリア教育においても「大学でこそ生きる学力」をめざして、何よりも「学問探究型能力」の育成に取り組んできました。「大学全入時代」(大学合格が学びの動機づけとならない時代)の到来によって、入試に依存した高大接続はドラスティックな改革を必要とする転機を迎えています。そうした転換期だからこそ、これまで蓄積してきた経験を生かし、「高等教育の質の保証」と「大学の入口管理」を大学入試以外で担保する方法を開発し、学生および生徒の学問探究に関する基礎的能力を育成する取り組みに力を尽くしたいと考えています。そのために、高校教員と大学教員が連携して、高校での学習内容と大学で展開される学問との接続性を高めるための教育実践研究もすすめていきたい。また、初年次生が着実に大学での学習に取り組めるよう支援できるテキストやテストの開発にも取り組んでいきたいと考えています。そして、何よりも「知のありか」を求める学生のニーズに応えうる教師になりたいと切望しています。

研究分野

日本語ライティング教育、国語科教育学、初年次教育、教育方法論、生活指導論

研究テーマ

日本語ライティングの指導方法
クリティカル・リーディングの指導方法
「読み」の指導を中心とした国語科授業の方法
批判的思考力を育成するための指導方法

経歴

1975/04-1987/03 滋賀県立米原高等学校・教諭
1987/04-2004/03 滋賀県立長浜商工高等学校(長浜北星高等学校)・教諭
2004/04-2008/03 滋賀県立長浜北高等学校・教諭
2008/04-2012/03 立命館守山中学校・高等学校・教諭
2010/04-2011/09 立命館大学・非常勤講師
2012/04- 立命館大学教育開発推進機構・教授

主な著書・論文・研究発表

  • 『教材分析ノート走れメロス』(民衆社)
  • 『教師のための「読み」の技術』(民衆社)
  • 『「羅生門」の読み方指導』(明治図書)
  • 『謎とき国語への招待』(民衆社)
  • 『謎とき国語への挑戦』(学文社)
  • 「初年次アカデミック・リテラシー科目『日本語の技法』」関西地区FD連絡協議会・京都大学高等教育研究開発推進センター編『思考し表現する学生を育てるライティング指導のヒント』(ミネルヴァ書房)
  • 「初年次アカデミック・ライティング科目における指導法とその効果-パラグラフ・ライティングと論証を柱に」『京都大学高等教育研究』第21号