授業紹介

法学

刑法Ⅰ(刑法総論)

刑法総論は、刑事法の基礎となる科目です。その主な内容は、犯罪の一般的な理論(犯罪総論)と刑罰理論からなりますが、刑法Ⅰでは前者を中心に学びます。具体的には、罪刑法定主義をはじめとする刑法の基本原理、構成要件論を中心とする犯罪論の体系、因果関係や故意・過失を中心とする犯罪の一般的要件、正当防衛や責任無能力などの犯罪の成立を妨げる(阻却する)事由、未遂や共犯などの処罰を拡張する事由です。とりわけ体系性・論理性を重視する刑法学を学修することを通じて、論理的思考力、文章作成力の向上を目指します。

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