法曹進路プログラム
(法曹コース)

立命館の法曹コース
「法曹進路プログラム」新設

法曹コースとは?

法曹とは、「裁判官・検察官・弁護士」のことを指します。
この法曹になるためには、司法試験に合格しなければなりませんが、2019年度以降の大学入学者のみなさんにはこの法曹になる道筋として新たな選択肢「法曹コース」が作られることになりました。これまでは、法学部卒業後、法科大学院に進学し、それを修了することで、司法試験の受験資格を得るか、司法試験予備試験を受験し合格することで司法試験の受験資格を得るかの2つの道筋でした。新たに追加された「法曹コース」は、法曹を目指す人が、大学の法学部と法科大学院との一貫した教育を受けることができるというものです。法学部と法科大学院との連携したカリキュラムを通じて、学部段階で法科大学院1年次に相当する学修を行います。

より詳しくは、以下の文部科学省のページをご参照ください。

法曹進路プログラム
―立命館の法曹コース

立命館大学法学部では、この「法曹コース」を「法曹進路プログラム」として設置します。この「法曹進路プログラム」は「司法特修」選択者向けのもので、2回生以降に登録をすることができます。
早期卒業制度を利用すれば、学部を3年で卒業し、法科大学院の既修コース2年に進学することで、司法試験に合格し、法曹として活躍するまで6年と時間を短縮できます。

「法曹進路プログラム」のカリキュラムは、法科大学院の教育内容に合わせて設計されています。そのため、立命館大学法学部生は、学部と連携法科大学院との一貫的な教育の下で司法試験合格を目指すことができます。
法曹進路プログラムの科目では、立命館大学法科大学院 の先生方も指導に当たります。そのため、学部生の段階から、法科大学院における専門的な学修を受けることができます。

特修民法(和田真一教授)

刑法総論(法曹)(大下英希教授)

連携先の法科大学院

「法曹進路プログラム」は、指定科目を履修して一定の成績を修めることで、修了証を授与します。このプログラムの修了者は、立命館大学法科大学院を含め、連携先の法科大学院の5年一貫型教育選抜入試(学部成績で合格を判定する入試)の受験資格を得ることができます。また、連携先の法科大学院を含めすべての法科大学院の開放型選抜入試の受験資格が得られます(開放型を実施する法科大学院のみ)。
2020年3月現在、立命館大学法学部と教育連携協定を締結した法科大学院は、以下の4校となります。

大学の支援体制

立命館大学の法曹養成は、正課の授業だけでなく、課外でのエクステンションセンターの手厚い支援も特徴です。エクステンションセンターの司法講座に用意された基礎講座と答案作成ゼミを活用することで、学部入学から法科大学院進学、司法試験合格まで、実力をつけることができます。
学部段階では、正課の授業と併せてエクステンションセンターの講座を受講することで、理解がより深まり、司法試験に必要な法的思考力、答案作成力を高めるカリキュラムになっています。特に、2回生時には立命館大学法学部の法曹進路プログラム登録学生に限定した、弁護士ゼミ「答案作成練成ゼミ」を春学期・秋学期とも実施予定です。

詳細はエクステンションセンターHPをご確認ください。

弁護士ゼミの様子

法曹になった卒業生の声