法科大学院

FD活動

2015年度 第2回

  • 日時 2015年12月15日(火)16:25〜17:30
  • 場所 朱雀キャンパス 205教室
  • 出席者 14名
テーマ 厳格な成績評価のあり方
報告者 「過去5年間の最終成績評価の推移」 山口直也 教授
「公法関連科目の成績評価について」 湊二郎 教授
「国際私法関連科目の成績評価について」 植松真生 教授

成績評価のあり方については、これまで何度もFDフォーラムで取りあげてきたが、今回は、学生実態が相当に変化している中で、修了率、原級留置率なども視野に入れながら、個別科目の到達目標に照らした成績評価要素が抽出され、基準が設定され、適切な採点方法がとられているのかを改めて総合的に検討した。

まず、司法試験必修科目、選択科目について、最近5年間の成績評価の動向が山口教授より概括的に報告された。続いて、公法分野から、行政法演習と公法実務総合演習につき湊教授から、選択科目で先端展開科目である国際私法関係科目につき、植松教授から具体的な成績評価方法が報告された。

意見交換では、個々の科目の成績評価厳格化の問題と、修了しても司法試験に合格できない問題との関連、原級留置制度のあり方、学生実態との適合性等、多様な視点から意見が出された。原級留置制度のあり方等のいくつかの具体的課題については、引き続き教務委員会において検討を行うことを確認して終了した。

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