法科大学院

FD活動

2006年度 第2回

  • 日時 2006年6月13日(火)17:30~19:30
  • 場所 西園寺記念館103教室
  • 出席者 20名
テーマ 法科大学院における成績評価の基準と方法-法律基本科目の場合-
報告者 ①総論に代えて 和田真一教授
②公法 北村和生教授、大久保史郎教授
③民事法 大河純夫教授、花立文子教授
④刑事法 生田勝義教授、松宮孝明教授

開設以来既に2年度にわたり、法科大学院に求められている厳格な成績評価を行ってきましたが、その経験の上に立って、さらに客観的な成績評価のあり方を追究するために、表記のテーマでフォーラムを開催しました。今回は、総論報告で、配当セメスターや授業形態(講義か演習か)による科目の到達目標、評価の対象として何を選択し、それをいかに評価するのか等の検討課題を提起した後、公法、民事法、刑事法の各分野から、それぞれ講義科目と演習科目の成績評価の現状と課題が、実際に使用された試験問題と採点基準、複数担当者間での成績評価の具体的な方法などを交え報告されました。

討議では、成績評価については絶対的評価を厳正に行うべきであるという点では概ね一致しつつ、未修者の講義科目、未修2年目、既修1年目の演習科目の到達目標と水準を具体的にどのように設定し、具体的な評価の基準と方法を定めていくのか、平常点評価や論文試験の採点方法など多岐にわたって各教員の工夫や悩みなど、具体的な中身に立ち入った討議を行いました。

成績評価の方法や基準について、このようなフォーラムの場で、分野や科目担当者の枠を越えて忌憚のない意見交換を行うことは非常に有意義であると思われます。最後に、今後も継続的に検討を深め、より客観性の高い成績評価を目指していくことを確認して、第2回フォーラムを終了しました。

以上の内容の詳細は、7月下旬発行の「立命館大学法科大学院FD委員会ニューズレター」に掲載し、本HPにもUPいたします。

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