法科大学院

FD活動

2015年度 第3回

  • 日時 2016年3月1日(火)16:35〜17:55
  • 場所 朱雀キャンパス 205教室
  • 出席者 13名
テーマ 学生にとって役立つ教材とは?
報告者 「趣旨説明と民法関連科目について」 和田 真一 教授
「商法関連科目について」 島田 志帆 教授
「民事裁判総合研究について」 下澤 良太 教授
「刑法関連科目について」 浅田 和茂 教授

授業アンケートでは、教材が役立っているかどうかに関する項目を設けている。その中で非常に役立っているとされる教材にはどんな特色があるのか。今回は、授業で用いる教材に焦点を当てたい。もちろん、教材は授業を構成するひとつの要素に過ぎない。その教材を具体的にどのように授業で用いているのか、予復習に活用しているのかなど、実際の担当教員から具体的な話を聞き、役立つ教材のつくりかた、教材の役立てかたについて意見交換を行った。

上記の4つの報告の後、、テキストを用い、講義、演習、学生の自習で繰り返し反復利用させることの教育的効果、それの実現のため予復習課題の提示、小テストなどの実施の必要性などが指摘された。また、1科目の同一分野についてはできるだけ教材を単一に絞り、学生が的確に知識を習得できるようにすべきであるとの意見も出され、活発に意見交換を行った。当然のことであるが、教材選択の重要性もさることながら、授業や予復習での教材の用い方が重要であることも再確認された。

このフォーラムで出された意見を踏まえ、教務委員会や各科目担当者会議で、2016年度に新設される民法展開演習、刑法展開演習等の新設科目や、既存科目の教材選択、教材の使用方法の検討を深めていきたい。

FD活動に戻る
  1. Home
  2. FD活動
  3. 2015年度 第3回