在学生の声

4,000名超の文学部生、一人ひとりがオンリーワンの活動を行っています。その活動の一端を紹介します。

2021

日本文学研究学域

図書館司書の夢を現実にするために。 学びと挑戦を続ける大学生活。

井上歩紀さん
日本文化情報学専攻 3回生

土佐高等学校/高知県

小さな頃から身近に本があり、自然と読書好きになりました。祖母が図書館司書の資格を取得していたことにも影響を受け、小学2年生の頃には「司書になりたい」と夢見ていたのです。 大学でも図書館に関する学びを得たいと探す中で、立命館大学の平井嘉一郎記念図書館の広さと蔵書量に圧倒。「ここで勉強したい」と入学を決め、専攻も図書館情報学が学べることを重視して選択しました。 学びを進めていく中で「私の実力では司書は難しいだろうか」と揺れることもあったのですが、好きな本を周りに勧められる職業はやっぱり魅力ですし、情報を扱うプロともいわれる図書館司書は、地域の人々の支えや要にもなれるーー。そんなことを考えていると、私の目指すべき道はここにある、と改めて固まってきました。
students/students43_sub01 平井嘉一郎記念図書館の写真

ゼミでももちろん図書館に関する知識を深めています。今研究しているテーマは「公共図書館の合築と都道府県立図書館の役割の関係性」について。県と市が合同で運営する日本初の県市合築図書館が地元にあったこともあり、合築してどのような変化がもたらされたのかに興味を抱き研究テーマに選びました。

ゼミの先生は、かつて千葉の浦安市で図書館の館長をされていて、現在は日本図書館研究会の理事も務められている方。現場の意見も存分に分かっておられるので、実情を踏まえながらのアドバイスもいただけ本当にありがたいです。こうやって貴重なご意見をいただける先生に出会えたのも、立命館大学だからこそ。この出会いを大切にまだまだ学びを深めていきたいです。
students/students43_sub02 卒論制作中の写真

大学生活は勉強以外にもいろんなことに挑戦したいと、ダンスサークル・舞styleにも所属しました。中学・高校と茶道部で、体を動かすのも好きではなかった私にとって、ダンスサークルに入るということだけでも驚きです(笑)。ダンス自体初めての経験だったので、日々の練習について行くだけでも本当に大変だったのですが、学園祭でのステージ企画やBUZZ STYLE1回生コンテストでの優勝など、たくさんの思い出を作ることが出来ました。みんなで作品を作る楽しさや、人前で踊ることのうれしさ、本気で頑張ったからこその達成感が味わえたのは、今後の私にとっても大きな力になると思います。
students/students43_sub03 舞styleでのコンテストや練習時の写真

舞sytleのほかには、自主ゼミ・立命館大学図書館研究会に所属し、同志社大学の図書館研究会の方々と共同で「図書館総合展」に出展したことも思い出深いです。他大学の学生とも会議を重ね、調査しながら交流し、わきあいあいとした雰囲気で楽しみながら行うことができました。

大学生活を振り返ってみると、高校までの私だったら考えられないようなことにも積極的に挑戦し、自信をつけ、行動的になれたと感じます。それは、立命館大学がやりたいことをとことん追求できる環境だったから、ということも大きいと思います。いろんな学びや挑戦ができる、そんな大学で学べていることに誇りを持っています。

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