在学生の声

4,000名超の文学部生、一人ひとりがオンリーワンの活動を行っています。その活動の一端を紹介します。

2019

東アジア研究学域

キャンパスアジアプログラムでの学びを生かして、日中韓の架け橋になりたい

福島 美有紀 さん
現代東アジア言語・文化専攻4回生

北海道函館中部高等学校/北海道

高校時代の私は、日中・日韓関係に関心があり、そのテーマについて研究している先生方の授業を受けられることが、立命館を志望した理由です。入学後は、「キャンパスアジア・プログラム」に参加し、2回生、3回生のときに中国と韓国へ留学しました。

キャンパスアジア・プログラムとは、文学部の学生が参加する留学プログラムで、計2年間中国と韓国の大学で中国人・韓国人学生と共に学びます。そのプログラムを通して語学のみならず、現地の文化や歴史も学ぶことができました。3カ国の学生で話し合う機会が非常に多いため、自分とは異なる文化背景を持つ人の意見を尊重し、受け入れることで異文化理解力も身につけることができたと思います。また、毎日共に授業を受け、同じ寮で生活し、様々な思い出を共有していくなかで、日中韓にかけがえのない友人を作ることができたことが、このプログラムに参加しての最大の収穫です。

現在は観光学に関する授業を取っているのですが、私自身旅行業界への就職を希望しているため興味深い内容が多く、毎回とても講義を楽しみにしています。将来は観光学とともに、キャンパスアジア・プログラムでの学びを生かして、日中韓の架け橋の役割を担うことのできる存在になりたいです。正直、現在の日中・日韓関係はあまり良い状態とは言えませんが、実際に現地を訪れてみることで、現地に対する誤解や偏見が無くなることがあると思いますし、私自身留学してみてそう強く感じました。そこで互いの国の魅力を伝え、人の行き来を活発にするような役割を担うことができたらいいなと考えています。

中国の広東外大で行われた世界文化節に参加した際の写真。日本人学生は浴衣や制服を来て、流しそうめんなどを販売した。

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