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教養ゼミナールの開講にあたって
教養教育は専門教育と並ぶ大学教育の重要な柱です。しかしこれまで教養教育の授業は講義形式の授業で行われ、規模の大きな講義が一般的でした。そこで、2008年度から、少人数のクラスによって、教員と学生、学生相互に交流しあいながら学ぶ場として教養ゼミナールを開講しています。教養ゼミナールでは、担当教員が専門をもとにテーマを設定し、学部の違う学生、1回生から上回生まで回生の異なる学生によってクラスが編成されます。そのことで、次の教養ゼミナールの目標の達成を目指します。

教養ゼミナールでは、担当の教員が設定するテーマについて、専門を異にする学生が相互に交流しあいながら学習します。テーマについての基礎的な知識を習得するとともに、課題を異なる視点から見ることで複眼的で多面的に理解することを目指します。専門が異なると問いかけや答え方が違ってきます。そのような異質さを経験することで、それまで気付かなかった課題の新しい面や理解のしかたを学ぶことができます。

教養ゼミナールでは、専門を越えて学生が発表し討議することを通して、学生が自らの専門への自覚を高め、また他の専門の特色を理解する態度を養います。専門の異なる学生が相互に交流することは、学生それぞれの専門分野からみると「他流試合」の場でもあり、専門が違うと問題の立て方や深め方がどのように異なるのかを経験することができます。

教養ゼミナールでは、回生の異なる学生によってクラスを編成し、学習経験や専門の異なる「他者」との交流による「学びのコミュニティー」づくりを経験します。そのことを通して、社会性の育成を目指します。

 
 
 
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このページに関するお問い合わせは、立命館大学 教養教育センター(事務局:共通教育課)まで  TEL(075)465-8472
最終更新日時 : 03/22/2012