2019年度 秋学期開講クラス(衣笠キャンパス)

田原 憲和(法学部 准教授)
教養ゼミナール(11)

外国語の学びについて考える

田原 憲和(法学部 准教授)
■ 専門
社会言語学、ルクセンブルク学、ドイツ語教育
■ 趣味
外国語学習(学生時代には10以上の言語を学びました)
ゼミの内容

このゼミでは外国語の学びについて学び、考え、実践することを目指します。それぞれの受講者が主体的かつ共同してプランを立て、実際に自ら外国語を学びながら、学習方法や学習スタイル、学習態度について意見を交わすことで、より良い外国語の学びについて考えていきます。

授業の進め方

このゼミの期間を通じて学ぶ言語(初修外国語として履修した/履修中の言語を除く)を受講者自らが選択します。ゼミ内では外国語学習に関するグループでのディスカッションを中心とし、それを授業外での個人学習に応用し、それぞれの受講生の活動報告書に基づいて次回のゼミで報告および意見交換を行うという流れで進めます。

到達目標(学生へのメッセージ等)

このゼミは「外国語を習得すること」ではなく、「外国語の学び方を身につけること」を目指しています。本ゼミを通じて、外国語を学ぶことの楽しさを知ってもらえれば嬉しいです。

藤巻 正己 (文学部 教授(特命教員))
教養ゼミナール(12)

ユースツーリストのための京都「路地裏街歩き」ガイドブック刊行プロジェクト

藤巻 正己 (文学部 教授(特命教員))
■ 専門
社会地理学、ツーリズム研究
ゼミの内容

このゼミでは、「ユースツーリストのための京都『路地裏街歩き』ガイドブック」の刊行を目指す。企画案は受講生自身が立案するとともに、グループもしくは個人ごとに、それぞれのテーマに関わる調査・研究を進め、その成果物として一冊のガイドブックを完成させる。

授業の進め方

個人・グループでの作業→発表→討議→調査・研究・・・という流れで授業を進める。適宜、担当教員によるコメントが加えられるが、受講生自身のワークやプレゼンテーションと討議から成る授業運営とする。

到達目標(学生へのメッセージ等)

①ユースツーリストに対して京都という国際観光都市を手描き地図で説明できる。
②ゼミでの学びや成果物を活用して、ユースツーリストに対して京都案内ができる。
③他人の意見を理解し、自分の意見・考えを他人にわかりやすく伝えることができる。

辻下 徹(理工学部 教授)
教養ゼミナール(13)

世界観の棚おろし–数学・複雑系・神学-

辻下 徹(理工学部 教授)
■ 専門
数学・複雑系
■ 座右の銘
「明日のことを思い煩うな」
ゼミの内容

「自分にとっての現実は何か」を一緒に考えてもらいます。皆さんが学校教育を通して親しんできた科学的世界観は強力な手がかりの一つです。最初に、他には手がかりはないとする「科学主義」について数学と複雑系の視点から考えます。科学的世界観は様々な呪術から解放してくれますが、内側の現実への手がかりはあまり与えてくれません。それを補う手がかりとなり得るものが古今東西の偉人・賢人・天才によって無数に残されています。後半では、その一例として東方正教の神学を紹介し、その世界観について考えてもらいます。ほかにも家族・先生・友達・スポーツ選手・タレント・小説や映画やアニメの登場人物の言葉にも手がかりが見つかることもあります。どれが自分にとって有効な手がかりになるのか?この問題意識を持って、具体的な諸問題をグループ討論してもらいます。以上を踏まえて、最終的に「自分の神学」の構築を試みます。

授業の進め方

各回のテーマに関わる資料を事前に配布します。それを読んで考えたことや疑問点をManabaで報告してもらいます。ゼミでは、前回のグループ討論の報告を紹介したあと、事前資料についてのレポートを紹介し疑問点に答えつつ、当日のテーマについて簡単な解説を行います。そのあと、4名ずつのグループに分かれて、テーマに関連する問題について議論してもらいます。グループ分けは毎回ランダムに指定します。ゼミが終わったあと、討論のまとめと考察をManabaで報告してもらいます。

到達目標(学生へのメッセージ等)

「自分の神学」の構築作業を通して、自分の意識的・無意識的世界観を整理し深化・進化させ、自分の現実を掘り下げ、生き方の自由度を広げ、想定外の選択肢を発見してください。

野澤 和典(情報理工学部 教授)
教養ゼミナール(14)

自文化理解を深めるデジタル・ブック(eBook)を作成して世界へ情報発信する

野澤 和典(情報理工学部 教授)
■ 専門
英語教育学・教育工学・異文化コミュニケーション学
■ 座右の銘
「常にTrusted Advisor, Passionate Professional, Authentic author, & Glocal-minded Practitionerたれ」をモットーにしています。
ゼミの内容

①小グループを形成し、メンバーが分担し自文化の題材を収集してまとめる。②コースウエアを利用すると共にiPad用アプリケーションの基本を学ぶ。③プロジェクトとしてオリジナルのデジタル・ブック(eBook)を英語で作成し、完成後に英語でプレゼンテーションをする一方、オンラインで相互評価をし、修正後、出版・公開する。

授業の進め方

ゼミの基本を理解し、小グループに分かれ、自文化のテーマについての討議・設定後、情報収集をし、デジタルブック(eBook)を英語で作成する。プレゼンテーション用ファイルの作成とプレゼンテーションをし、互いに評価し合う。最終的な修正後、公開する。

到達目標(学生へのメッセージ等)

自文化(日本人なら日本文化、国際学生なら母国文化)の再学習をし、各グループ独自のプロジェクトに挑戦し、デジタル・ブック(eBook)を英語で作成・公開でき、e-Learning & m-LearningとF2Fの討議や情報交換で、多様なコミュニケーション力を養う。

山中 司(生命科学部 教授)
教養ゼミナール(15)

SDGs表現論ー次世代リーダーの育成ー

山中 司(生命科学部 教授)
■ 専門
言語哲学、言語論、英語教育政策
■ 座右の銘
学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)
ゼミの内容

このクラスの目標は、受講後も継続し、発展していくようなマイプロジェクトを立ち上げることです。履修者の皆さんの好きなことからアイデアが生まれ、かたちになり、サステイナブルなプロジェクトとして実現を目指します。そのために、SDGsのレクチャーやイノベーションワークショップでプロジェクトデザインの手法を学び、アイデアのプレゼン・フィードバックを繰り返すことで発信力を養います。本授業では、プロジェクトを立ち上げた経験のあるなしは問いません。初心者から玄人まで、それぞれの自己目標に見合った取り組みを行うことを通して、自らの学びに責任を持つ、本当の「学び」を皆さんに体験してもらいます。本授業のポイントは以下の3つです。

◼️実践者から学ぶ
◼️イノベーションを学び・実践する
◼️デザインを学ぶ

授業の進め方

① アイデアが生まれる (Week 1-3)
自分ごとの課題を見つける (SDGs)
② アイデアをかたちにする (Week 4-10)
手法を学ぶ (イノベーション)
③ アクションを起こす (Week 11-15)
発信して巻き込む (デザイン)

到達目標(学生へのメッセージ等)

本授業では、基礎的なSDGsスキルを体系的に学び獲得します。 また自身がプロジェクトを立ち上げ、遂行するために重要な次の3つの能力を高めます。
◼️プロジェクトを立ち上げる(構造力・構想力)
◼️SDGsで社会課題を明らかにする(課題発見力・俯瞰力)
◼️マイプロジェクトを表現する(発信力)

さぁ、社会を変えましょう。人生を変えましょう。やる気のある学生の皆さんの受講を待っています。

竹中 歩(グローバル教養学部 教授)
教養ゼミナール(17)

グローバル化時代の食文化

竹中 歩(グローバル教養学部 准教授)
■ 専門
社会学(グローバルなヒトやモノの動き、食文化・政策)
■ 自己紹介
料理も好きですが、食べることも好きで、世界中の食文化や食のグローバルヒストリーに深い関心を抱いています。ペルーやスペイン、イギリス、アメリカを中心に、グローバルに研究しています。
ゼミの内容

このゼミでは、地域でのフィールド調査などを通して「食」のグローバル化や社会の変容について考察します。私たちの日常生活に欠かせない「食」ですが、これを多角的に見ることで、さまざまな社会問題を探ることができます。身近にある食生活を見つめ直すことで、社会学の視点や技法を学んでいきます。

授業の進め方

最初の数週間は講義が主となりますが、それ以降は、グループ毎の調査・研究を中心に参加型の授業を進めます。各グループで課題を設定し、地域でのミニフィールド調査や聞き取り調査、歴史調査などを行い、学期末に、ポスター形式で調査のまとめを報告してもらいます。

到達目標(学生へのメッセージ等)

食を題材とする研究課題をこなし、調査を通じて社会学的視野を養うことが目的ですが、食文化そのものを学ぶことも目標の一つです。皆で「美味しい」地元の食文化を探求しましょう!

岸 政彦(先端総合学術研究科 教授)
教養ゼミナール(18)

ひとの話を聞くということー取材とインタビューの実践を学ぶ

岸 政彦(先端総合学術研究科 教授)
■ 専門
社会学、生活史、沖縄
■ 自己紹介
沖縄でフィールドワークをしています
ゼミの内容

生活史(ライフ・ヒストリー)の理論、方法論、および実践について体系的に学ぶ。生活史とは、個人の生い立ち・人生の語りである。個人の人生を通じて、社会全体の歴史や構造を考察することが目標である。まずは生活史の概要について簡単な講義をしたあと、基本的な文献を購読し、最終的には身近な高齢者などに実際にインタビューをおこなってもらう。

授業の進め方

各自にインタビューの対象とテーマを設定してもらい、実際にインタビューをしてもらう。そのあと音声データを文字に書き起こし、読みやすいように編集を加え、小冊子にまとめたい。

到達目標(学生へのメッセージ等)

インタビューの方法と理論を学習し、実際のインタビューをおこなうことで、現代社会を生き抜くためのコミュニケーションスキルを身につけることができる。また、個人史を通じた社会の考察によって、現代に必要な教養と分析能力を養う。最終的には、他者との対話によって、多文化共生社会にとって重要な「他者への想像力」を身につけることが目標となる。

小川 さやか(先端総合学術研究科 教授)
教養ゼミナール(19)

アフリカにおける/アフリカ発のベンチャービジネスを考える-グローバル化と小商いの人類学

小川 さやか(先端総合学術研究科 教授)
■ 専門
文化人類学、アフリカ研究
■ 趣味
登山と映画鑑賞
■ 座右の銘
Living for Today
ゼミの内容

このゼミでは、グループワークを通じてアフリカにおける/発のベンチャービジネスを企画立案します。まず講義を通じてグローバリゼーションやアフリカの経済・文化について学びます。そのうえで、アフリカにおいて持続可能な新ビジネスや、アフリカの人びとの生き方・商売のしくみから、日本で実現可能なオリジナルなビジネスを考えます。

授業の進め方
    まず、アフリカ諸国における具体的なビジネスを説明します。次にそれらのビジネスの可能性と問題点について学生の皆さんで討論します。それを踏まえてグループワークを通じてオリジナルなビジネスを企画立案し、他の学生の前で発表してもらいます。
到達目標(学生へのメッセージ等)
    大きな資本や特別な知識・技能を持たないアフリカの零細商人たちは、知恵を絞って起業し、たくましく生き抜いています。彼らの創意工夫や知恵からこれからの日本をサバイブする為のヒントを獲得します。またグローバル化や「文化」に対する理解の方法を探求し、同時代を生きるアフリカの人びとが抱える問題への向き合い方を学術的かつ実践的に考える力を培います。
西山 昭彦(共通教育推進機構 教授)
教養ゼミナール(20)

実例で学ぶ「初めての課題解決(ビジネス編)」

西山 昭彦(共通教育推進機構 教授)
■ 専門
経営学、キャリアデザイン
■ 自己紹介
企業数百社、ビジネスパーソン2千人の調査をしてきました。そこから見つけたキャリア成功の法則を随時皆さんにお伝えします。趣味はグルメ2500軒、海外50か国訪問など。
ゼミの内容

実在組織から提示された「リアルな課題の解決」に、学部混合チームで「初めて挑戦する」学生の学びを支援する授業です。課題解決プロジェクトを、チームメンバーと協力企業を変えて2回(前半・後半)体験できるため、「自分は何が得意か」「社会で求められる能力は何か」等を考えるキャリア形成の機会にもなります。
※「初めての課題解決」にチャレンジする学生を対象にしたゼミですので、1回生からの積極的な受講を期待しています(専門知識は必要ありません)。

授業の進め方

授業は、協力企業2社から提示されるテーマに対する提案プロジェクト活動(情報収集、グループ議論、プレゼン)が中心です。授業時間内はもちろん、授業時間外も含めてフィールドワークやディスカッションを行い「提案内容」をチームメンバーで協力して考えます。協力企業の方は、それぞれ3回もご来学下さり、皆さんのプレゼンに対して、評価やフィードバックを下さいます。

到達目標(学生へのメッセージ等)

①目的意識を持って主体的に学ぶ姿勢を身につける。
②大学での学びを「社会」や「社会で求められる能力」と結び付けて考えることができる。
③多様性のあるチームで、効果的に協業するための基本的な能力を身につける。
④課題解決に必要な基本的な能力を身につける

原木 万紀子(共通教育推進機構 准教授)
教養ゼミナール(21)

Post Truth時代における"真実”とは何かを考える
-Research & Discussion-

原木 万紀子(共通教育推進機構 准教授)
■ 専門
医療コミュニケーション、インフォグラフィック、社会医学、美術解剖学
■ 自己紹介
美術・医学を専門としています。相反する2つに思われるかもしれませんが、接点や共通点もたくさんあります。最後までやりきるをモットーに研究・教育に励んでいます。
ゼミの内容

このゼミでは、“信じたいものを信じる”と慨される、Post Truthに焦点をあてて授業を展開していきます。Post Truth が加速することでどのような課題が生じるのか、選定したトピック(医療情報、科学情報、ジェンダー、異文化等)について、“何が真実か”を調査し確かな情報を探っていきます。

情報の“探索”と“議論”を実施することで、数多な情報に対する自身の視点と他者の視点を理解しながら、情報に対するリテラシー向上を目指します。また、各テーマの理解を深めるためにテーマに沿った美術作品をたびたび提示しながら進めていきます。

授業の進め方

授業は、調査をするだけではなく、得られた情報を第三者にどのように齟齬なく伝達するべきか、そのためにはどのような手段があるのかを更に考え、得られた知見をディスカッション・発表により共有する流れで実施します。各テーマに対して文章でもアウトプットができるよう、各テーマ終了後にショートレポートを作成し、調べる・考える・議論する・記述する、以上4つの能力の強化を試みます。

到達目標(学生へのメッセージ等)

本授業では、自身の視点を的確に表現・発表するだけでなく、想定の範囲において“他者”を創造する能力が求められます。他者を創造することは今まで見えていなかった利点や課題に目を向けることと同様です。滅多にない機会ですので、フルに授業を活用して、自身の視野を広げていきましょう。

松田 佑治(言語教育センター 外国語嘱託講師)
教養ゼミナール(23)

「今、何が問題なのか」を発信してみよう!―フェイクニュースに太刀打ちできるメディアを読み解く目―

松田 佑治(言語教育センター 外国語嘱託講師)
■ 専門
メディア論、言語学
■ 自己紹介
私も皆さんと同じく立命館大学出身で、産業社会学部在学中に教養ゼミナールを受講しました。また、学部では神保哲生氏(ビデオジャーナリスト)や是枝裕和氏(映画監督)の授業を中心に、主にメディアとジャーナリズムについて学んでいました。
ゼミの内容

私たちはテレビを無料で視聴しているのでしょうか。また、報道番組のキャスターがCMに出てよいものなのでしょうか。では、そもそも私たちはなぜそのことを疑問に思わないのでしょうか。

この教養ゼミナールでは、私たちが普段接しているメディアの特性を知った上で、日常生活の中での疑問点や問題意識を持っていることを、自らの足で取材し掘り下げて、その成果を発信します。

授業の進め方

まず担当者が約30分の講義をし、その後グループで学生の調査内容や撮影した映像などについて意見を交わし、その後クラスで共有します。なお、パソコンがあれば持参してください。

到達目標(学生へのメッセージ等)

大学卒業後、「受講していてよかったな」と時々思い出してもらえるような教養ゼミにしたいと思います。今まで意識していなかったメディアを、一度深く考えてみませんか。

早川 岳人(衣笠総合研究機構 教授)
教養ゼミナール(24)

データの見方は地域社会の味方

早川 岳人(衣笠総合研究機構 教授)
■ 専門
疫学、地域保健、衛生学公衆衛生学
ゼミの内容

健康を単に病気でないという視点からではなく、社会生活を営む上で生じてくる色々な健康課題ととらえ、貧困や虐待、教育(学歴)、雇用などの社会格差、健康格差も視野に入れ、これらを可能な限り健康に過ごすためには、何が、またどのようなものが必要か、また各人や地域で心がける必要があるとすれば、どういったことか。人のライフサイクルを総合的にみつめて考え方を習得していきます。

授業の進め方

授業の初回から数回は、研究デザインの立て方についてレクチャーを行います。データから見えるものは、地域社会を改善するための根拠になることを学び、その後、学生が、各自の興味をもった研究課題を設定し、個人別に企画案を立案してもらいます。それを相互に発表し、討議を行いブラッシュアップを行い、資料、参考文献、聞き取り調査、調査票調査などを行って、深めていき、発表会を開催し、考察・討議を行う流れで進めていきます。最後、レポートに仕上げ、全体評価とします。

到達目標(学生へのメッセージ等)

衛生学・公衆衛生学、疫学研究の基本を学び、根拠に基づく医療(EBM)の視点を養う。また、ナラティブアプローチ(NBM)の視点も学び、集団から見えるもの、個人から見えるものから、健康とは何かを総合的に考える力を養う。単に健康を病気ではないということではなく、衛生公衆衛生学(社会医学)、社会学(社会病理・社会問題研究)、心理学(臨床と応用心理分野)などさまざまな研究分野にまたがる領域から、総合的に地域、健康、人間、社会について考えることができればと思っています。

小山 仁美(グローバル教養学部 准教授)
教養ゼミナール(25)

日常とファンタジーと世界の間で考える
ーバーラントの『Cruel Optimism(残酷な楽観主義)』を手がかりに

小山 仁美(グローバル教養学部 准教授)
■ 専門
政治学
■ 趣味
ビリヤード、写真、スケッチ、旅、野良猫探し
ゼミの内容

楽観的に生きることは、しばしば奨励される態度である。だが、実際に政治や社会をみてみると、とても楽観主義でうまくいくとはいえない。では、なぜわたしたちは楽観主義に固執するのだろうか?このゼミではバーラントの『残酷な楽観主義』の一節に着目することにより、楽観主義が不可視化する日常と世界のつながりについてみんなで考えることを通して、色々な日々のもやもやと理論を整理する力を身につけてもらいたい。

授業の進め方

基本は日常にはびこる残酷な楽観主義ハンティングです。学際的に「あ!これも残酷な楽観主義だ!」と指摘できる面白さを人文系を先攻していない学生にも味わってもらいたいと思います。

到達目標(学生へのメッセージ等)

小難しく言えば批判的政治理論の応用力を身につけること、簡単に言えば実際に残酷な楽観主義探しをする事によって「あ、これはこうつながってるんだ」と、つなげることの面白さを実感してもらうこと。