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展示企画『世界子ども救援キャンペーン報道写真展』開催について(お知らせ)

2 昨年度に続き、本年度も、下記要領に基づき、毎日新聞社・公益社団法人毎日新聞大阪社会事業団主催による標記報道写真展時を開催いたします。
 本写真展は、1959年11月20日開催の国連総会で採択された「児童の権利に関する宣言」の採択20周年を記念し、1979年を国際児童年とする決議が、1976年の国連総会で採択されたことを受け、1979年から公益財団法人毎日新聞大阪社会事業団が、毎日新聞社とタイアップし紙面上で取り組んでいるキャンペーン企画をもとにアレンジした写真展示企画となります。
 本年度、主催者は、7、8月にフィリピンとカンボジアに特派員を派遣し、「零細小規模金採掘(ASGM:Artisanal and Small-scale Gold Mining)と呼ばれる採掘現場での労働の中で発生している水銀による健康被害などの問題を取り上げ、10月初旬と10月末の特集面での紙面企画にもとづく写真展示企画を開催しています。
 主催者の「企画趣旨」(詳細は、下記<6.>参照)にもございますように、この写真展が東南アジアのASGMで働く子どもたちの現状を知ってもらう機会になれば幸いです。

    1. 会  期 : 2017年11月1日(水)~12月21日(木)
      *「開館時間」および「休館日」等の詳細は、当館の開館スケジュールをご参照ください。
      *大阪いばらきキャンパス(OICライブラリー)でも来年(2018年)5月11日(金)~5月31日(木)に開催予定。
    2. 場  所 : 平井嘉一郎記念図書館1階ギャラリー
    3. 企画タイトル: 「世界こども救援キャンペーン報道写真展輝き探す闇~東南アジアの零細金採掘」
    4. 取 材 地 : フィリピン、カンボジア
    5. 展 示 内 容 : A3パネル(29点)、額装全紙(5点) 合計(34点) (写真説明付)等
    6. 企 画 趣 旨 : 以下の内容は、主催者作成した「企画趣旨のパネル」からの抜粋。

    7.  東南アジアでは、少人数で金を採掘・精製する零細小規模金採掘(ASGM)の現場で、貧困家庭の子どもたちが金の精製のために使う有毒な水銀にさらされ、過酷な重労働を強いられています。1979年から「世界子ども救援キャンペーン」を続ける毎日新聞社と毎日新聞大阪社会事業団は2017年7~9月、フィリピンとカンボジアに社会部の畠山哲郎記者と写真部の川平愛記者を派遣しました。両記者は、金鉱山などでたくさんの子どもたちと出会いました。
       フィリピンのカマリネスノルテ州では、水銀の蒸気を吸い込んだ後、体調が悪化した少年や、子どもを水銀中毒で亡くした女性に出会いました。ベンゲット、カリングの両州では貧困家庭から出稼ぎに来た少年たちが家計をを支えるため、真っ暗で危険な金鉱山のトンネルに潜り、金を探していました。カンボジアのバタンバン、ブレアビヒア両州では、水銀の危険性を知らないまま使用している子どもたちがいる一方、政府の規制のも見えてきました。
       国連環境計画によると、ASGMの従業者数は途上国を中心に最大1500万人で、1年の水銀の大気放出量のうち37%がASGMからとされています。水銀使用を国際的に規制する8月16日発行の水俣条約では、ASGMで生計を立てる貧困家庭が多い現状に配慮し、条文を「締結国はASGMによる水銀の使用や排出を削減し、可能なら廃絶するための措置をとる」との表現にとどめました。各国の努力にゆだねられた形ですが、水銀による公害病「水俣病」を経験した日本が、支援などで果たす役割が今後ますます重要になります。
       ASGMでの水銀使用や児童労働を無くすためには、現地政府や自治体の努力に加えて、日本をははじめとする世界中の国々の息の長い支援が欠かせません。この写真展が東南アジアのASGMで働く子どもたちの現状を知ってもらう機会になれば幸いです。


      *原文のまま。

    8. 世界子ども救援キャンペーン報道写真展に関連する本学所蔵図書リスト

      この項目で、ご紹介する図書リストは、「世界子ども救援キャンペーン報道写真展」の開催趣旨 に鑑み、4つのキーワード(①児童の権利、②国際児童年、③児童労働、④毎日新聞かつ人権)を切り口に検索した結果を取りまとめたもの(詳細は、以下の「リンク」をクリックしてください)です。皆さん方の読書の一助となりましたら幸いです。

      ■リンク : 2017年度報道写真展関連資料リスト

    9. そ の 他:
         ①本展の見学等を目的とした来学に際しては、公共交通機関をご利用ください。
         ②本展の会場は、入退館ゲートの外にありますので、ご自由にご見学いただけます。
    10. 展示会場の風景:

      左手前(会場正面) 会場正面入口