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研究概要

卒研配属生、高校生の皆さんはこちらも参考にしてください。

1.イオン液体の構造・物性に関する研究
 イオン液体とは,カチオンおよびアニオンのみから構成され,かつ比較的低温(100 ℃以下)で液体状態を示す物質であり,蒸気圧が極めて低いなどの特徴をもつ.本研究では第四級アンモニウム塩型のイオン液体に注目し,その熱力学的な性質,ならびに物性と構造との相関について検討する.さらに,ダイマー型の新規なイオン液体の合成を試みる.

    



2.
液晶物質のER効果に関する研究

 ある種の物質に電場を印加・除去すると,そのレオロジー特性が可逆的に変化する.この現象は電気粘性(ER)効果と呼ばれ,この現象を示す物質はER流体と呼ばれる.本研究では,新規なER流体の開発を目指し,シルセスキオキサンなどのシロキサン誘導体を基本骨格とする液晶物質や金ナノ粒子をコアに持つ有機-無機複合体としての液晶物質を合成し,それらのER効果を検討する.

3.シアノスチルベンコアを有するディスコチック液晶の合成と光学特性の評価
 刺激応答性を示す液晶材料は、電場・磁場・光・温度などで分子の配向制御が可能である。本研究では、光応答性部位としてスチルベン骨格を導入したディスコティック液晶を合成し、その光照射にともなう構造変化が相転移に及ぼす影響などについて検討することを目的とした。さらに光異性化にともなう粘度変化を検討し、光粘性効果の力学材料への応用の可能性について検討する。



4.
有機TFTおよびその配向材料の合成と物性に関する研究

 液晶ディスプレイをはじめとしたアクティブマトリックス型のディスプレイに欠くことのできない素子が薄膜トランジスタ,すなわちTFTである.現在はSi半導体を用いたTFTが主流であるが,今後,フレキシブルディスプレイの開発には柔軟性を有し,印刷による製造が可能な有機TFTの開発が不可欠である.本研究では,より高い電界効果移動度を示す新規な有機TFT材料と,その配向状態の制御を行うための新規材料の合成を行うとともに,その物性評価を行う.





5.両親媒性ブロックコポリマーの合成及びビーズポリマーの作製
 モノマーの繰り返し単位からなるポリマーは、身の回りの様々な製品に用いられており、必要不可欠な材料である。本研究室では、分子量を容易に制御可能な重合法を用いて、複数種のモノマーから構成されるブロックコポリマーの合成を行っている。また、それを用いて作製される材料についての評価を行っている。

  




6.~らせん状芳香族共役ポリマーの合成・物性に関する研究~
 キラル液晶を用いた不斉反応場を構築し、階層性が制御された巨視的配向やスパイラル状などの特異な構造や形態をもつ導電性・発光性・液晶性共役ポリマーを創成している。次代の電子・光機能ポリマー材料および外部摂動応答性ポリマー材料を開発するとともに、「共役ポリマーと液晶が融合した新しい学域の創成」を目指している。