研究会の概略

 「バイオフィルムとは?」で概説しましたように、バイオフィルムは基礎・応用両分野にまたがる極めて広大でかつ重要な研究対象であると言えます。事実、多くの人がバイオフィルムに関心を抱き、研究、開発を展開しています。しかし、これら関心を抱く人々を連絡する組織が、今の日本には存在しないのが現状です。  このような状況を改善し、情報交換を密にし、バイオフィルムに関する研究、開発を促進するため、本研究会が企画され、2000年6月から発足しました。以下に、本研究会の概略を説明します。

→バイオフィルムとは

 【目的】
会員が相互に情報を交換できる場を提供し、この分野の発展に資すること

 【活動内容】
1)会員相互のバイオフィルムに関する情報交換
 a) 垣根の低い場の設定
 b) 啓蒙活動;重要文献の紹介、関連行事(発表会、夏の学校等)のお知らせ、応用・実用面での情報
 c) 会誌の発行(将来の課題)

2)バイオフィルムに関する海外との情報交換窓口

3)国内におけるバイオフィルムに関する基礎〜応用にわたる研究の振興、発展に貢献する

4)年1回の会合、発表会を開催する。 この他、必要に応じ、小研究会(少人数で高密度)、勉強会を催す。

 【運営】
1)当会は2001年より日本微生物生態学会の研究部会として活動を行う。

2)本部、事務局を設置する。 
  当面は立命館大学理工学部化学生物工学科の界面生物化学研究室で担当。
  将来は持ち回り制(2〜3年交代)とする。

3)スタート時点では、発起人(バイオフィルム研究会設立準備委員)の協議により、会を運営する。 
  ただし、会の運営が軌道に乗った時点(数年後)で民主的に選び直す

4)当面は会費を徴収しないが、将来(数年先)、活動費として年会費を徴収する

→バイオフィルム研究会設立準備委員会

 【構成】
分野を問わず、参加できる。
但し、会の趣旨を理解した上で、発表会での話題提供が本会員としての要件。
詳しくは、事務局まで