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生命医科学科の中尾助教が国際心血管薬物療法学会日本部会 学術集会において研究奨励最優秀賞を受賞

 2017年6月17日から18日にかけて東京・一橋にて開催された第3回国際心血管薬物療法学会日本部会(Japan Section for International Society of Cardiovascular Pharmacotherapy)学術集会において、本学生命科学部の中尾周助教(生命医科学科、幹細胞・再生医学研究室所属)は特に優れた発表に与えられる研究奨励最優秀賞(基礎部門)を受賞しました。
 本学術集会では研究発表だけでなく、現在注目されている新規脂質異常症治療薬や抗血栓治療薬など循環器疾患の最新知見を集めたセッションやタイや台湾をはじめアジア地域とのジョイントシンポジウムも開催され、循環器領域の病態解明や新規治療に関して活発な議論がなされました。

 中尾助教の発表演題「運動誘発性房室ブロックの分子基盤:刺激伝導系のイオンチャネルリモデリング」は、競技レベルの持久運動がもたらす房室ブロックという不整脈の発生メカニズムを調べた研究成果であり、心臓ペースメーカー組織において心拍動を生み出す微弱な電気信号を制御するタンパク質であるイオンチャネルの機能および発現量の減少が房室ブロックの発生に結びついている可能性を示しました。
 中尾助教は「この度の受賞を大変光栄に思います。循環器分野の専門家からいただいた多くのご意見を基に、さらに本研究を推進していきたいと思います。ジョギングやウォーキングといったみなさんに馴染みのある持久運動ですが、トップアスリートなどが行う非常に激しいレベルになると心臓の機能に害をもたらす場合があることは無視できない問題です。人工ペースメーカー治療を受けることになるこのような不整脈に対して、予防や新たな治療に結びつくような病態メカニズムの解明を目指したいと思います」とコメントしています。





詳細はこちらからご確認ください。
http://j-iscp.com/medi/index.html

受賞おめでとうございます。