文字サイズ
  • 荒木 希和子講師
  • Kiwako Araki
  • 生物工学科
  • 研究室生物機能工学2研究室
  • 専門分野植物生態学、環境科学
  • 担当科目地球環境学、生物資源学
    • ゲノム
    • ビッグデータ
    • 生物資源
Q1研究の内容を教えてください。

 生態系は生物と周囲の環境(気温、土壌、降雨など)から構成され、これらは相互に関わりを持っています。野外では季節や年によって環境が変動しますが、生物はそれに対して瞬時に反応する仕組みと反応しない仕組みを上手く使い分けています。生物のこのような応答を理解するために、自然環境で生育する植物を対象に、成長や開花を観察したり、地域や季節による遺伝子の構造の違いやその働きの変化を調べています。また生態系内では、生物の活動が環境を変化させることもあります。そこで、生物の環境応答を理解した上で、生物にとって好適な環境を作ることで、生物の持つ機能(植物の生産性や微生物の分解効率)を向上させ、環境改善や生態系保全につなげていけるように研究を進めています。

Q2研究に興味を持ったきっかけを教えてください。

 明確なきっかけは無かったように思います。幼少の頃から料理や工作でも興味を持ったものを色々と調べたり、工夫することが好きでした。高校生のときに化学の先生が大学の研究会に連れて行ってくれて、教科書には書いていない最新の科学に触れて感激したことは今も記憶にあります。両親が研究者だったこともあり、割と早いうちから大学に行ったら大学院に進んで研究者になるイメージを持っていました。何を研究するかを決めたのは、大学受験の時で、小さい時から好きだったという理由で植物(花)に関わることにしました。

Q3高校生へメッセージをお願いします。

 まず色んなものに興味や関心を持って欲しいです。そして、疑問に思うことを大切にしてください。すぐには答えがわからなくても、色々調べたり考えて疑問が解決した時の喜びは大きいです。そして高校までの勉強は、ぜひしっかり身につけて欲しいです。高校を卒業してから自分の好きなことを勉強するためには高校までの勉強が基礎になりますし、社会人として生きていくためにも大切です。もし大学に進学を考えている人は、一度大学を訪れてみるのも良いと思います。未来に向かって自分の世界を広げてください。

おすすめの書籍

種生物学会 編 『花生態学の最前線 -美しさの進化的背景を探る-』