BACKGROUND

学科設立の背景

ヒトゲノム計画によってヒトの全遺伝子の数は約2万3000、そしてその遺伝子群が作るタンパク分子の種類は30万以上あることが明らかになりました。現代の生命科学はこのように膨大な数の分子を相手にしなくてはいけません。つまり生命科学は、情報科学の活用無くしては成り立たない段階に入ったと言えます。 立命館大学はこのような時代の要請に応えるべく、2004年4月に生命情報学科を開設致しました。生命情報学(bioinformatics)とは、生命科学(biology)と情報科学(information technology)を融合させた新しい学問分野です。本学科では、2つの学問領域の特性を生かした最先端の生命科学研究を行うと共にこの分野で活躍できる専門家を育成していきます。