/file.jsp?id=516782
文字サイズ


  • 山下 美朋教授
  • Miho Yamashita
  • 生命医科学科
  • 研究室PEP Research Group
  • 専門分野英語教育・英語ライティング指導
  • 担当科目英語P1、英語P2、英語P3、英語P4、英語JP1、英語JP2
    • 英語ライティング指導
    • 英日対照分析
    • ジャンル分析
Q1研究の内容を教えてください。

 私は英語教師ですが、最大の関心は「英語をいかに論理的に書くか」です。第二外国語として英語を学ぶいわゆる英語学習者は、母語の影響により、英語を母語とする人とは異なる発想で英文を書くと言われています。特に、日本人の英語は“論理的ではない”と言われ、日本語の発想で英文を書くと、英語母語話者には不可解な英文になると非難された時期がありました。なぜ論理的な英文にならないのだろう?その背景となる英語教育、また国語教育にも強い関心があり、英文と日本語で書かれた日本人学生の文章を分析しています。
 また、英文指導、特にどのような指導をすれば日本人学生の英文が良くなるのか、についても関心があります。高校生の皆さんは英文を沢山書いてきたでしょうか。日本の英語教育では「書く」指導はあまり焦点化されてこなかったようです。しかし、新学習指導要領や大学入試改革で今後「書く」、しかも「論理的に書く」ことが重要視されるようになってきます。ますます「英文を書くこと」が面白くなりそうです。

Q2研究に興味を持ったきっかけを教えてください。

 私が「英文を書く」ことに興味を持ったのは、自分が修士論文を書いた際に論理的に書くことに非常に苦労したことがきっかけです。その後、英文ライティング指導で著名なNeormy Storch先生に教えを請うためにオーストラリアのメルボルン大学で学びました。先生から英語を母語としない学生への英文の指導の仕方、最新研究などを学びましたが、それらは私にとってとても刺激的なものでした。英文の論理的側面を見るために大学生の英文を分析するようになったのは、この留学が大きかったと言えるでしょう。

Q3高校生へメッセージをお願いします。

 本学部はいわゆる理系学部ですが、英語は文系よりも理系こそ必要だと思っています。生命科学系の研究論文はほとんどが英語で書かれていますし、研究発表も英語で行われることが多いのです。英語が使えると最新の研究を知ることができ、世界中の研究者と繋がりが持て、将来の進路も幅広くなるでしょう。高校生のみなさん、英語は言葉ですから、使いながらコツコツ勉強を続けることが大事です。そしてしっかりとした英文が書けるようになるために今から少しでも練習を重ねてください。

おすすめの書籍

パウロ・コエーリョ 著『アルケミスト -夢を旅した少年-』