初年次教育

初年次教育について

初年次教育について

立命館大学文学部では、これまでも1回生向けに、少人数で専門教育への導入教育をおこなう「研究入門」というゼミ形式の科目(前・後期)を設置してきました。近年はさらにそこに、同様のクラス規模で〈文章作成〉、〈情報処理〉、〈キャリア教育〉の3つの目的に特化した教育を展開する、「リテラシー入門」という科目(前期のみ)を加え、初年次教育の充実に取り組んできました。 新しい学域・専攻制度下では、まずは「リテラシー入門」を前・後期連続で開講するものへと拡大し、上記の3つの目的に〈自己管理〉、〈友人関係〉、〈学習習慣〉などの観点も加えた、総合的なスチューデント・スキルの涵養の機会とします。また「研究入門」においても、かつては文学科と史学科というように学科さえ異にしていた複数「専攻」が協働して、学生が自身の適性を選択するのにふさわしい導入期教 育を実施します。 上記のゼミ形式の授業に加え、講義科目においても、「学域」と「専攻」の概要をコンパクトに教授する入門講義(1回生前期)が新設され、概論(1回生後期以降)を経由して「専攻」教学へと系統的に学んでゆく仕組みが、より明確に示されます。「学域」とはこうして、伝統と革新の融合によって築かれてきた人文系の諸学が切磋琢磨する〈場〉であるだけでなく、2回生以降に所属する「専攻」で専門を深める ための準備を、学生生活全般にも目配せしながら丁寧におこなう〈場〉としても、構想されています。

リテラシー入門

1回生時に共通の「基礎能力」を身につける

「リテラシー入門」は、情報機器の操作を主とした情報リテラシー教育、文章(小論文)の書き方を主としたライティング教育、さらには低回生時からのキャリア意識形成を視野に入れた取り組みや学修ガイダンスなどの要素も取り入れた1回生登録必修科目です。1回生で所属する各専攻・プログラムの「研究入門」との連関により、1回生時における総合的な導入期教育の基幹形成をねらいとしています。

主な授業内容
  • ワープロや表計算ソフト、インターネットや電子メール、ホームページ作成といった大学での学修に欠かせない基本的な技術と、これを利用するにあたって最低限必要な知識・理念を学びます。
  • 文章作成の基本ルールやスキルについて、主に講義形式で学びます。また同時に、講演会や「国際平和ミュージアム」見学会などを通して提示されたテーマにもとづき、数回のレポート作成を行います。みなさんが作成したレポートはクラス担当教員やTA(ティーチング・アシスタント)によって添削され、よりよい文章作成のための実践訓練を受けます。
  • 同じ専攻・プログラムの上回生(3回生以上)が参加し、自分の1~2回生時の学びや経験と現在および将来について話し、それを受けて討論やグループワークを行う「キャリア形成支援講義」にて、将来の進路に対する意識形成や4年間のキャリアアッププランの考え方を学びます。

リテラシー入門