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地域研究学域・地域観光学専攻の遠藤英樹教授が、平成30年度の観光学術学会・学会賞(著作賞)を受賞

このたび(201878日)、地域研究学域・地域観光学専攻の遠藤英樹教授が、平成30年度の観光学術学会・学会賞(著作賞)を受賞されました。


 

観光学術学会では、観光学の学術的発展をはかることを目的とし、その発展に貢献する研究成果を顕彰する学会賞授与制度を設けております。中でも学会賞(著作賞)は、近年において最も優れた業績と評価される著作に贈られる賞です。


 

本書『ツーリズム・モビリティーズ – 観光と移動の社会理論』は、現代社会における観光というモビリティ(ツーリズム・モビリティ)に着目し、人文・社会科学の刷新へ寄与することを目指したものです。とくに本書で遠藤教授は、観光学を「静的・定常的なディシプリン」ではなく「動的・生成的ディシプリン」として確立させる必要があると主張されておられます。こうした議論を含む本書は、今後、観光社会学の視点から現代社会を考察する上で、理論的な枠組みを呈示している大変重要な業績となるという評価を観光学術学会から頂戴しました。


 

下記に遠藤英樹教授の受賞コメントを掲載させて頂きます。

「現代にあって、人、モノ、資本、情報、観念、技術等は、世界中を縦横に駆けめぐり移動し、複雑なかたちで既存の現実を揺るがせています。その中で、人文・社会科学もまた、新たなかたちへと転回=展開していく必要に迫られています。そのことに対し観光研究がどのようなかたちで貢献できるのか、その議論を試みた本書をご評価頂いたこと、身にあまる光栄に存じます。これからも一層、研究・教育・大学運営に精進して参りたいと存じます。」


                                        

                                                                           <授賞式の様子>